6000人を一瞬で変えたひと言2009年01月05日

今年の1冊目
今年最初の本はこれです。

「6000人を一瞬で変えたひと言」
大越俊夫 著
サンマーク出版 1,200円

・何事も、完成してから進んだのでは遅すぎる。
 未完のまま進み続け、だんだんに足りないところを補っていけばいい。
    まず行動を起こすことが先なのだ。
    準備万端整えて、というのは、要するにやりたくないだけなのだ。

・そのうちなんとかなる?
 いや、ならないよ。自分の人生は、自分で切り開くんだ。
    何もしないで他人任まかの「なんとかなる」では、
    なんともならない。やるだけのことをやってからの
    「なんとかなる」とは、確実に一線を画す。
    人に助けを求めるばかりで、
    いつもグズグズ言っている子がいる。そんな子に向かって私は、
    机を叩いて言う。
    「バカか、お前は。なんとかなると思うのか。なんとかせい!」

・十年後のキミを、具体的にイメージしてみよう。
 どこで、どんな服装で、どんな歩き方で、どんなことを考えているか?
 そのイメージに向かって日々を過ごすんだ。
    イメージが人を引っ張っていくのである。
    自分で思いついたことは、
    百パーセント達成可能だから思いつくのだ。

・友を持とうとするな。
 友と共にあれ。
        
・「たかが○○」と思っていることに、熱中してみよう。
 思っているほど満足にできないものだよ。
 自分の実力を知るいい機会だ。
    「たかが早起き」「たかが雑巾がけ」と言う者は、
    早起きや雑巾がけがきちんとできなければならない。
    早起きも、一年間続ければ、まったく意味が変わってくる。
    自分で勝手に価値がないと思っていたところに、
    ものすごく大きな価値が眠っていることがあることに気づく。
    一年間続けてみれば、もう「たかが」などとは言わなくなる。
    「たかが」と思っていることに挑戦することで、
    物事をなめてかかっていた傲慢な自分に気づく。
    それまでの価値観や視点を変えることができるのだ。

・自分の輪郭をはっきりさせるのが、本当の成長なんだよ。
    二つのアプローチの仕方がある。
    一つは自分の欲望を知ること。
    もう一つは、自分が何に弱いかを知ること。
    自分のいろいろな欲望を全部、ぼかすことなく、できるだけ
    具体的にノートに書き取って、その中から、最優先のものを
    抜き出してみる。

・変わる人は一秒で変わる。
 変わらない人は十年かけても二十年かけても変わらない。
    変わるか変わらないかは、時間の長短ではなく、
    本人の意思次第である。その思いが強ければ、
    一瞬で自分を変えることができる。

・何かに貢献すれば、能動的主体となる。
    献身すれば、生き生きした自分になる。
    自分を二の次にして、人のために「献身」することを
    一つでも始めると、なぜか自分自身が生き生きしてくるのです。

以上、本からの抜粋でした。
何か心に引っかかる言葉があれば、一度読んでみるといいでしょう。
全102ページなので、2時間程度で読み終わることができますよ。