私が一番受けたいココロの授業(その2)2009年02月05日

人生が変わる奇跡の60分
私が一番受けたいココロの授業
(人生が変わる奇跡の60分)
比田井 和孝 著 比田井 美恵 著
ごま書房   952円

以下、本からの抜粋です。

「世の中に生まれてきた役割って、私にはわかりません。」
と言う門下生への、吉田松陰の言葉。
「”至誠”を貫きなさい。
 ”至誠”とは、普段やらなければならないことを、
 真剣に本気で、誠意を持ってやることだ。
 朝起きたら、玄関の掃除、鳥のエサくれ、布団干し・・・
 そういうことを、絶対に手を抜かないで、とにかく真剣にやりなさい。
 そうしたら、いつか自分の役割が必ずわかる。」

帝国ホテルのシェフ、村上信夫の言葉。
「鍋洗い一つ見れば、その人の人格がわかる。
 技術は人格の上に成り立つものだから、あいつだったら間違いない。」

当たり前のことの中でも、特に
「あいさつ、掃除、素直」の3つが大事。
いつでも誰に対しても、本物のあいさつができてるか?
誰も見ていなくても、隅々までトイレ掃除ができてるか?
他人の考えを受け入れて、素直に話を聴くことができるか?

あいさつとは、相手の存在を認め、対手に対して心を開くこと。
組織の中であいさつができなのは、
その組織の中のひとりひとりが、同じ組織の中のみんなに心を開いていない。

掃除をキチンとするには目線が大事。
仕事も一緒。
その問題をありとあらゆるところから見て、
「あっ、ここを直せばいい。」と言える人は、いい仕事ができる。
掃除をキチンとやれば、いろんなことに「気付く目」ができてくる。
気付く人は、自分だけでなく周りの人も幸せにすることができる。

この項、続く。

PS:パソコンが壊れたので、しばらくブログの更新ができません。
   2、3週間ほどお休みさせていただきます。