人生の値段 ゼロからはじめて必要なお金をつくる本(その4)最終回2014年01月22日

人生の値段 ゼロからはじめて必要なお金をつくる本
「人生の値段 ゼロからはじめて必要なお金をつくる本」
泉 正人 (著)   大和書房   ¥ 1,260

続き(その4)最終回です。

p.129
金融資産の作り方

いつまでに、いくら増やせばいいか、お金のゴールを具体的にする。
何年間でいくら増やせばいいかが決まると、
1年間で何%増やせばいいかという、利回りの見通しが立つ。

例えば、
20年間で1,000万円足りないなら、
複利効果を考慮せず、毎年50万円ずつ増やせばいい。
手許に500万円あれば、20年間で残り500万円をつくるために、
5%で運用すればいい。

自分にふさわしい投資先を選ぶための、6つの軸。
 1 マネー軸
     いま手元にいくらあって、最終的にいくらにしたいのか?
 2 タイム軸
     いつまでにその目標を達成するのか?
 3 パーソナル軸
     自分の得意分野はどこか?
 4 ビークル軸
     自分のお金をどの「乗り物」に乗せるか?
 5 マーケット軸
     各ビークルのどの部分にフォーカスするか?
 6 テクニカル軸
     どんな配分で、いつお金を投じるか?

パーソナル軸
「自分の得意野を知る」
資産運用でもっとも大切なのは、「資金の分散」ではなく、
「知識の集中」だ。
投資先についての「知識」が、そのまま武器になる。

パーソナル軸のもう一つの柱は、「性格」だ。
 (1)安定志向か、エキサイティング志向か?
 (2)短期決戦タイプか、長期視野タイプか?
 (3)細かい性格か、おおざっぱな性格か?
 (4)自分でコントロールしたいタイプか、他人に任せたいタイプか?
 (5)決断力があるか、優柔不断か?
 (6)勉強が好きか嫌いか、知識習得欲が高いか?

ビークル(乗り物)は7つ
 (1)株        プラスマイナス20%
 (2)債券       プラスマイナス5%
 (3)不動産     プラスマイナス10%
 (4)商品       プラスマイナス50%
 (5)外国為替    プラスマイナス30%
 (6)預貯金     プラス0.1%
 (7)保険       プラス1%

まとめ
p.167
知識がないのに、
何かやらなければいけないという強迫観念で投資をするのが、
一番よくないパターンです。

p.174
お金に余裕ができると、徐々に自由が得られる。
さまざまな面で無理をする必要がなくなり、
快適な生活をおくることができる。

自由になるということは、やりたくないことをやらない、という自由も含まれる。

この項、終わり。

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