基山町で演劇2014年08月02日

基山町民会館で演劇
風の声がきこえる

昼の部を観ました。
良かった。
子ども達が頑張り、感動しました。
夜の部もあります。
18時開演です。
ご近所の方は是非どうぞ。

基山町民会館です。
大人2500円、
高校生以下1500円。

面白い!「日本史の謎は「地形」で解ける」(その1)2014年08月03日

日本史の謎は「地形」で解ける、おススメの本
「日本史の謎は「地形」で解ける」
竹村 公太郎 著  PHP文庫 743円

日本史が結構好きです。
この本は購入しました。

著者は土木屋さんで、建設省の役人だった。

江戸をつくった徳川家康は、日本史上最大の国土プランナーだった。

織田信長が比叡山延暦寺を焼き討ちしたのは、
京都へ進軍する際に、地形上、最大の脅威であったから。
また、石山本願寺を攻め落とすのに長い年月を要したのは、
その立地が難攻不落であったから。
石山本願寺の跡地には、秀吉が大阪城をつくった。

源頼朝が流されていたのは、離れ小島ではなく、韮山町であり、
そのため、関東の武士団と密接な関係を築けた。
鎌倉に幕府を構えたのは、当時の平安京(京都)が、あまりにも不衛生だったから。

元寇が失敗したのは、福岡の地形のせい。

歴史上、繁栄した都市は4つの共通点を持っている。
 1 安全
 2 食糧
 3 エネルギー
 4 交流軸
食糧とは、米。
明治以前のエネルギーとは、薪、すなわち森林、山である。

福岡には、食料もエネルギーもない。
それでも巨大都市になったのは、海流による交流軸であったから。

などなど、実に面白い。
この項、続く。

映画「あいときぼうのまち」はすべての日本人に観て欲しい2014年08月09日

『あいときぼうのまち』という映画を観てきました。
http://www.u-picc.com/aitokibou/index.html

監督は、菅乃 廣。
全然知らん監督ですが、いい映画でした。

マイナーな映画なので、九州・沖縄で上映館はわずかです。
熊本 Denkikan     近日公開
宮崎 宮崎キネマ館  9月20日より公開
佐賀 シアター・シエマ 近日公開
福岡 中洲大洋劇場  8月9日より公開
福岡 小倉コロナシネマワールド 9月20日より公開
大分 シネマ5      8月9日より公開
沖縄 桜坂劇場     近日公開

1945年、1966年、2011年と
目まぐるしく場面転換するが、だんだんと物語が繋がってくる。

戦争末期の新形爆弾(原子爆弾)、原子力発電所の建設、
そして、3.11の地震と津波。
それから、その後。

被災地と地続きだということを思い出してほしい。
何も終わっていない、何も変わっていないことを忘れないでほしい。

その想いが伝わってきます。

おススメの1本です。
是非観てください。

何と、実物大のデゴイチ2014年08月10日

蒸気機関車「D51」の原寸大模型
福岡市中央区天神のイムズビル。

段ボールでできた、蒸気機関車「D51」の模型が展示されていました。
大きさが、原寸大。
つくった個人の情熱に圧倒されます。

今後、各地を巡って、最終目的地は東京だそうです。
http://d51-1162.jimdo.com/

鉄道ファン以外の方にも、おすすめです。

おススメの1冊「日本史の謎は「地形」で解ける」(その2)2014年08月11日

日本史の謎は「地形」で解ける
「日本史の謎は「地形」で解ける」
竹村 公太郎 著  PHP文庫 743円

続きです。

忠臣蔵の話が、かなりの分量で書かれています。

第6章
赤穂浪士の討ち入りは何故成功したか

第7章
なぜ徳川幕府は吉良邸家を抹殺したか

第8章
四十七士はなぜ泉岳寺に埋葬されたか

全部で18章のうち、3つの章を割いています。
これが、かなり面白い。
吉良家は、徳川家と水利権争いをしており、
徳川は吉良に屈服していた屈辱の歴史があった。
その恨みを果たす格好のきっかけが、殿中松の廊下での刃傷事件だった。
などなど。

「地形」で解ける、なので、
この本に出てくる地域の土地勘があると、とっても楽しめます。
是非、手許に日本地図を置いて読んでほしい。
できれば、江戸の古地図があると、更に楽しめると思います。

この本は人気があるらしく、続編と、続々編も出ています。
それも読もうと思います。

この項、終わり。

大丈夫、なんとかなる(その1)2014年08月12日

大丈夫、なんとかなる
「大丈夫、なんとかなる。「貯金ゼロ」からはじめる軽やかな生き方!」
澤上 篤人 著   朝日新聞出版 1,300円

貯金ゼロ。
だったら、1か月間だけ、思い切った節約実験をしてみよう。
超ケチケチ作戦。
手取り16万円で生活していたら、
月13万円しか収入がないものとして、1か月間を過ごしてみる。
余分なものをどんどん切り落としていくと、
人生が信じられないほど楽になる。
そして、月に2万円くらいは余るだろう。

小欲知足
今あるもので十分と思えると、人生がすごく楽になる。
なにかにつけ「ありがたい、ありがたい」と思えるようになると、欲が薄れていく。

周りのことは放っておいて、自分だけでも3倍やってみろ。
その迫力で仕事をこなしたいたら、同調して頑張る人も出てくる。
dふぉんどん意欲的に仕事をする人は、意外と少ない。
引っ張りダコになることを請け合おう。

仕事を一所懸命にやると、楽しくなる。
それは、勉強になるから。
いつも前向きに考えて行動しているから、あれもこれも勉強になる。
面白い。だから、もっともっとやりたくなる。

ここでも、
船井幸雄の「前向き」と「勉強熱心」が出てくる。

職場で誰も私を認めてくれない、なんて、甘えだ。
誰からも実力を認められないのは、自分で思うほどの実力がないだけ。
グチャグチャ言う暇があったら、2年間ぐらいメチャメチャに仕事をしてみろ。
周りの見る目が変わってしまうことを請け合おう。

この項、続く。

大丈夫、なんとかなる(その2)2014年08月13日

大丈夫、なんとかなる
「大丈夫、なんとかなる。「貯金ゼロ」からはじめる軽やかな生き方!」
澤上 篤人 著   朝日新聞出版 1,300円

続きです。

チャンスなんて自分でつかみ取っていくもの。
指をくわえて待っていても、運命の女神が通り過ぎた後に気がつくだけ。
3倍くらい働いてみな。
人生びっくりするほど変わってしまうのは、間違いないから。

投資なんて、安い時に買って高く売るだけのこと。

日本の技術と工業力は、世界の成長に不可欠だ。
新興国をはじめ世界中が、
より豊かな生活を求めて経済成長すればするほど、
絶対に足りなくなるがエネルギーや工業原材料だ。

長期投資は、農作物が実ってくるまで、楽しみに待つといった感覚。

自助自立の意識を高めよう。
あなた自身が自助の意識を持って行動することでこそ、
「大丈夫なんとかなる」のである。
やってみればわかる。
自助の精神で生きていく先には、素晴らしい将来が広がっているのを実感するだろう。

この項、終わり。

実物大模型のD51解体2014年08月14日

D51解体
先日の、実物大D51。
http://mansion.asablo.jp/blog/2014/08/10/7410536

解体されていました。

ノックダウン方式で組み立てられているので、
解体後、別のところに運んで、そこで組み立てて展示するそうです。

次は、
8月16日、長崎県立総合体育館。
8月27日、鳥栖市民会館。
以下、福津、小倉、広島、岡山、姫路、大阪、京都、
岐阜、名古屋、浜松、横浜、千葉、埼玉、終点の東京だそうです。

お金をかけない「老後の楽しみ方」(その1)2014年08月15日

お金をかけない「老後の楽しみ方」
「精神科医が教えるお金をかけない「老後の楽しみ方」」
保坂隆 著   PHP文庫  571円

足ることを知る者は、貧しくても実は豊かであり、
どんなに財があっても、欲が多ければその人は貧しい。

老いの暮らしでは、時間がたっぷりある。
ちょっとした手間をかけても、
「ものを使い切る」
「ものの命をまっとうさせる」
という姿勢を、ぜひ大事にしたい。
例えば雑巾。使い古しのタオルを最後まで使いましょう。

お金の使い方も選択と集中。
旅好きの人には、「旅のアウトレット」。
催行決定となったツァーに残席がある場合、
直前に格安で残席を売り出すのが「旅のアウトレット」だそうです。

これ、良さそう。

「捨」
不要なものはいうまでもなく、
もしかしたら必要なことがあるかもしれないというようなものでも、
潔くどんどん手離していくことをお勧めします。

時にはテレビやラジオを消して、しばし、音のない空間に身を置く。
朝の鳥の声、カエルの声、セミや秋の虫の鳴き声に季節を感じる。

たとえ一人の食卓でも、
「いただきます」
「ごちそうさま」の心を忘れずに。ちゃんと口にして食事をいただく。
すると、感謝の心が湧いてきて、たとえ質素な食卓でもわびしくない。

家族が減ったら、小さいサイズの鍋やフライパンに買い替える。
冷蔵庫も小さいサイズにする。

冷蔵庫空っぽデーには、買い物に行かない。
あるもので食事をつくる。
足りないものがあれば、何を代わりにするか知恵を働かせる。

大根の首の部分を1センチ厚みくらいに切って、皿などに伏せておく。
摘みたての大根葉を食べられる。

フードドライブ活動をやってみる。
http://2hj.org/support/time/fooddrive

この項、続く。

精神科医が教えるお金をかけない「老後の楽しみ方」(その2)2014年08月16日

精神科医が教えるお金をかけない「老後の楽しみ方」
「精神科医が教えるお金をかけない「老後の楽しみ方」」
保坂隆 著   PHP文庫  571円

続きです。

健康にお金を使う。
多少高いが、人生の節目に人間ドッグに入る。
ほったらかしこそ高くつく。

平均体温が1度下がると、免疫力が40%近くダウンする。
体を温めるには、入浴が一番。ぬるめのお湯にじっくりつかる。

ちょっと休みたい。少しだけ寝たい。
そう感じたら、遠慮しないですぐに休み、
疲れ、寝不足を早めに解消する。

禅寺の参籠(さんろう)で、日常の欲望をそぎ落とす。
例えば、永平寺。

クレジットカードと縁を切る。
海外旅行用に、1枚だけにする。

定年後の人間関係。
まずは地域に帰ることが第1歩。
身近に、一緒に楽しめる仲間がいること。

地域主催の生涯学習などに、積極的に参加する。

仕事の話を持ちかけられたら、自分の期待したような仕事でなくても、
とにかくやってみること。
続けてみること。
小さな仕事の方が、歳を重ねても長く続けられるケースが多く、
結果的には、やってよかった、となる公算が大。

飲み会をやるなら、うち飲みで。

家族への一番の贈り物は、一緒に過ごす時間。
思い出は、プライスレス。
子供に小金を残すより、とびきりの思い出を残した方が、
後々の子供のためにいい。

夫婦関係を、より良いものにする。
お互いの頑張りを認め、素直に「これまでありがとう」と言ってみる。
老後の最高の養生は、夫婦仲良く過ごす日々。

読書は、一番金のかからない趣味。
図書館を利用する。

自分の最後について、夫婦や家族ともっと話し合う。
介護や延命治療などについての考え方。
葬儀や墓についての希望。
遺産相続における希望。などなど。

「ありがとう」とたくさん言う。

以上、この項、終わり。

やってみたいなあ、と思うことがたくさんありました。
実践しなければ。