やっぱり益田ミリは面白い「続・僕の姉ちゃん」2017年02月18日

やっぱり益田ミリは面白い「続・僕の姉ちゃん」
益田ミリは、いまだにマイブーム。
面白い。

「続・僕の姉ちゃん」
益田ミリ 著    マガジンハウス   1,200円

以前に読んだ「僕の姉ちゃん」の続編です。
http://mansion.asablo.jp/blog/2014/09/23/7439974

図書館に予約を入れて、半年くらい待ちました。
人気があるんですねえ。

で、
やっぱり、女の本音が面白い。

冷蔵庫にあるもので、ちゃちゃっと作ったと、
男に信じ込ませるための食材があるらしい。
厚揚げ焼いたり、
餃子の皮にチーズ入れて焼いたり、
きゅうりをささっと塩でもんでピリ辛の浅漬けとか・・・

「女子会」という言葉が生まれる前は、
「同窓会」くらいしか夜に出歩けなかった世代が、
「今日は女子会だから」ってセリフで、
ほんの少し出かけやすくなっちゃった。
新しい言葉ひとつで、世界がちょっと変わるのよ。

弟「飯食うだけだろ?おうちごはんって。」
姉「タイトルつけると、日常が華やかになんの。」

ホントに見たい映画は、一人で行くの。
デートで見るのは、つまんないくらいがいい。
映画の途中に、お互いの耳元で映画に突っ込み入れたり、
隣に座っているイケメンの横顔も見られる。

世の中のモテる男は、「髪切った?」って言わない。
「髪切った?」って聞かれたら、
「うん」って答えて話は終わり。
女は、「カワイイ」の一言が欲しくて髪切るんだよ。

オトナ女子は、2時間程度の会話くらいは、
弾ませられるスキルが皆ある。
「すごーい」を土台にして、
「知らなかったー」と
「いいなあー」の柱を立てて、
「おもしろーい」で壁を作り、
「行ってみたーい」という屋根で覆い、
「うれしい!」の壁紙を貼って、
「その話もっと聞きたい」のドアをつけると
最強のおうちが完成する。

「自分」って本当に一人なのか?
昨日のキミと、今日のキミは同じであるか?
同じでないなら、別々の人間とも言えるであろう。
毎日、毎日、新しい自分ができていくと考えれば、
生まれてからすでに、
一万人近い「自分」がキミにはついているわけで、
だからキミは一人じゃない。
強く生きよ。