すごいトシヨリBOOK トシをとると楽しみがふえる(その1)2017年11月02日

すごいトシヨリBOOK トシをとると楽しみがふえる
「すごいトシヨリBOOK」 トシをとると楽しみがふえる
池内 紀 (著)    毎日新聞出版    1,080円

著者は、いけうち おさむ と読む。

副題の、トシをとると楽しみがふえる、に惹かれて
図書館で借りてみた。

77歳のときには、もうこの世にいないという予定を立てた。
この前提の方が行動しやすい。
77の時にはもういないから、その前にコレをしておこう。
億劫だけどアレもしよう。
ちょっと贅沢してみよう。
などなど・・・
もういないとした方が決断しやすい。

年寄りは群れるのをやめて、一人一人が自立する。
そうすれば、何かしらのプラスが生まれるのでは…?

記憶というのは人間には重荷だから、
それが脱落していくというのは、一種の恵み。
思い出すことは、自分のミスしたこと、人に迷惑かけたこと、
辛かったことなど、否定的なことが多い。
そういうものも忘れるわけだから、
僧人にとっては、必ずしも不幸なことではない。

最後まで話を聴くのは民主主義の基本。
しかし、最後まで話を聴くのは大変なエネルギーが必要。
だから、聴いてるふりだけでもいい。

お金を使わないで暮らす術(OTKJ)については、その2で。

この項、続く。