きみの隣りで(その1)2017年12月14日

「きみの隣りで」
「きみの隣りで」
益田ミリ 著   幻冬舎    1,200円

益田ミリのマイブームは、まだ続いています。

タイトルからはわかりませんでしたが、
「週末、森で」
益田 ミリ 著   幻冬舎  1,200円 の続きでした。
http://mansion.asablo.jp/blog/2015/05/17/7635412

1冊目は、2009年の発行。
この2冊目は、2016年の発行。
7年の歳月が経過しています。

登場人物の、
早川さん、マユミちゃん、せっちゃんも歳を重ねています。
主人公の早川さんは結婚して、
太郎君という小学生の息子、7歳、がいます。
相変わらず森の近くに住んでいます。

以下、心に残った言葉。

木や草花の親も心配でしょうね。
大切に育てた種も、
いつかは風に乗ったり、雨粒に弾かれたりして、巣立っていく。
親がずっと見守り続けることなんてできません。
しっかり芽を出して生きるんだよって、願うだけ。

きっと期待に沿えいない種もいますね?

期待は期待。
種本人には関係ないですよ。
離れていくことからでしか、世界は広がらないのだし。

親子の関係は、植物も人間も同じですねぇ。

この項、続く。