老後不安がなくなる定年男子の流儀(その2)2019年03月05日

老後不安がなくなる定年男子の流儀
「老後不安がなくなる定年男子の流儀」
月5万円でも人の役に立って楽しく働ければいいじゃないか
大江英樹 (著)   ビジネス社   1,512円

続き(その2)です。

自分の能力の棚卸をする。
自分でできなければ、人にやってもらう。
人から
「こういうことができるんじゃないですか」と言われたら、
「躊躇することなく、素直にやってみる」こと。

ニッチな分野で、ヲタクなことをやってみればいい。
そこが、”ブルー・オーシャン”。

シニア起業の第1の目的は、
自分のやりたいことをやって、働き甲斐を得ること。

TST特性調査というのがあるらしい。
4つの思考特性で、強いのはどれかを調べるらしい。
1 アナリスト(論理・分析思考家)
2 プロモーター(現実・独立思考家)
3 リレーター(配慮・調整思考家)
4 インチュイター(直感・創造思考家)

サラリーマンは定年によって「真の自由」を得ることができる。
その自由は決して誰にも渡してはならない。
本当に自由な働き方ができるようになったから、それを大切にしよう。

起業して仕事が来なければ、普通の年金生活者に戻ればいい。
起業に当たっては、無理をせず、いつでも撤退できる構えで取り組む。

自分が仕事の価値を決めるのではない。
値段は顧客が決める。
価格は市場が決定する。

著者は、ものすごく人見知り。
でも、ビジネスとは何の関係もない集まりに参加して、
いろいろな人と知り合い、見聞を広めた。

例えば、
個人投資家の集まりの会
ビジネス書の読書会
グルメな人たちの集まり
フランス語の勉強会、などなど。

自分のやりたいことや専門知識を、相手に分かりやすく伝えるため、
本を書くことにした。
自分の書いた本が1冊あれば、
「これが私の専門です。」、「こういう本を出してます。」と言える。

自費出版と商業出版以外の方法がある。
それは、あくまで商業出版だが、
出版社が制作費用のリスクを避けるため、
著者が一定部数を買い取るというシステム。

具体的に何部買い取ればいいのか?
600部、
著者割引で、1,260円
600部で、75万円
これが、起業するにあたっての唯一の設備投資だった。

この項、さらに続く。