定年後 50歳からの生き方、終わり方(その3)2019年11月05日

定年後 50歳からの生き方、終わり方
定年後 50歳からの生き方、終わり方 (中公新書)
楠木新 (著)   858円

更に続きです。

夫が家にずっといると、妻にストレスがかかる。
毎度毎度、食事を作らなければならない。
出かけるのも気が引ける。

夫が原因のストレスで病気になった妻がいた。
夫が単身赴任になったら、回復した。
単身赴任を終えて夫が戻ってくると、病気が再発した。

地域や家庭において
私的な人間関係をどのように築いていくかが
定年退職者の課題なのだ。

平均すると、75歳くらいまでは自立して生活できる。
この75歳までが大事。
定年退職から74歳までと75歳以降、
それに最期を迎える準備期間の3つに分けることができる。

退職後、何をしてもいい自由を選ぶのが「誉生」
何もしなくてもいい自由を選ぶのが「余生」
「してもいい自由」を選ぶのがポイント。
自分の一番したいこと、
今までしたかったけれど、いろんな都合でできなかったことをやる。
「しなくてもいい自由」でも良い。
大切なのは、
一日一日を気持ちよく「いい顔」で過ごせることが大事。

時間を豊富に使うことができる。
8万時間ある。

子供のころに好きだったことは何か?
子供のころに楽しかったことは何か?
子供時代には宝物が眠っている。

この項、さらに続く。