習慣が10割(その1)2019年12月14日

習慣が10割
「習慣が10割」
吉井 雅之 (著)    すばる舎    1,400円

ななめ読みしかしてないけれど、面白かった。

習慣とは、「自分との約束を守ること」

人間は楽しいことしか続かない。
正しいだけでは続かない。
だから、
正しいことを楽しむ努力をする。
苦痛に感じることが続かないのは、当然。
まずは、「苦痛」を「ワクワク」に変える。
楽しみを見つけること。

習慣化したいなら、まず、ハードルを下げること。
例えば、
腹筋なら、毎日30回ではなく、1回でもOK。
ランニングなら、
毎日30分走るではなく、ランニングシューズを履いて家の外に出るだけでOK。
ハードルを低く設定し、とにかく「継続できた」という実績を作る。

続けるための仕組みを作る。
仕組みを作る方法は2つある。
 1 時間と場所を決める
 2 他人を巻き込む

時間と場所
・起床後、自宅のデスクで
・朝ご飯を食べる前、パソコンの下の体重計に乗る
・通勤電車の中で
・昼休みにランチを食べた後で
・寝る前にベッドの中で

他人を巻き込む
・誰かに「これをやる」と宣言する

なりたい自分をできるだけ具体的にイメージする。

3日坊主を恐れず、どんどんチャレンジする。
3日間でも続いた実績があれば、「やればできる」という自信がつく。
自分の中に習慣化のスイッチを作ってくれる。

毎日の中で感じた喜びや楽しさ、幸福感を書き出す。
1日を振り返って、
・通勤途中の喜び
・職場の楽しさ
・家庭の幸せ
毎日書き続ければ、どんなことにもプラスの面を見出す力が磨かれる。
脳にプラスの情報が入力されると、習慣を変えられる。

ワクワクするような未来をイメージできれば、脳のブレーキは外れる。
イメージトレーニングをする。

未来のワクワクを高めるために、
「未来年表」や「未来日記」書いてみる。
思うだけでは、夢は実現しない。
「この夢は本当に叶う」と信じる。
未来を紙に書いて視覚化し、夢を実現する自分の姿を具体的にイメージする。

未来年表
年代順に書き出して視覚化する。

未来日記
理想の自分になれた日のことをイメージして、その日の日記を書く。

これらを自宅に貼り出すなり、持ち歩くなりして、
常に自分の目に入るようにする。

この項、続く。