弘兼流60歳からの手ぶら人生(その2)最終回2020年12月08日

「弘兼流60歳からの手ぶら人生」
「弘兼流60歳からの手ぶら人生」
弘兼 憲史 (著)   海竜社   1,100円

続きです。

お金にふりまわされず、生活をサイズダウンする。

お金目的の起業は、しない。

子供や孫には、お金を残さない。

ゲーム感覚で節約生活
例えば、
「1か月1万円生活」
食費を1か月、1万円で暮らしてみる。
光熱費を1か月、1万円で暮らしてみる。

食費を抑えるには、自給自足もある。
庭に小さな畑を作り、野菜を育てる。

最終的にお金に困ったら、役所に相談に行く。

子供が自立できないのは、親の責任でもある。
子供を助けるなら、期限を設けること。
とにかく一人暮らしをさせる。

「定年後の男の価値は、ゼロ」
奥さんには、そう思われている。

奥さんに嫌われないための、2つの心構え。
 1 奥さんとなるべく一緒にいないこと。
 2 お互いの距離を保つこと。

「奥さんと一緒に旅行」という幻想を捨てる。
奥さんは、旦那と旅行に行きたくない。
もし行くなら、接待気分で行くこと。
奥さんに主導権を握ってもらい、
とにかく奥さんに楽しんでもらうことに全力を注ぐ。

「どう死ぬか」を考えるのは「どう生きるのか」を考えるのと同じ。

何はなくとも料理せよ!
料理はボケ防止に良い。
料理は脳トレになる。

60歳を超えてからの職探しは難しい。
「60歳の人が求められる職場」を探す。
例えば、介護の現場。
積極的にボランティアをする。

一人旅は、大いにやるべし。
おススメは、行き先を決めない一人旅。

敢えて、行ったことのない店で食事する。
残りの人生で、何回食事できるか?
ハズレを引いても、「いい勉強をした」と思えば、プラスになる。

ゴルフ倶楽部の会員になれば、
基本的に、そこの施設は利用し放題。
レストランや喫茶店の利用だけでもいい。
喫茶店でコーヒーを飲みながら、新聞を読む。
のんびりくつろぎ、知り合いに会える社交場として利用する。

遺言状と自叙伝を書く。

オープンカレッジ
カルチャーセンターで、60の手習い。
英語を習うのも、おススメ。

勉強で使った脳は、何も考えない時間で休ませる。
例えば、酒と映画。

怒らない、
くよくよと落ち込まない、
そんなことに時間を費やすのは、もったいない。
どんな風に生きても、1時間は1時間。

この項、終わり。

いろいろと役に立ちそうなことが書いてありました。
いくつか試してみたいと思います。
試してみて、自分には向いていないと思えば、やめればいいだけ。