痛み かゆみ 便秘に悩んだら オシリを洗うのはやめなさい(その3)最終回2021年07月02日

痛み かゆみ 便秘に悩んだら オシリを洗うのはやめなさい
痛み かゆみ 便秘に悩んだら オシリを洗うのはやめなさい
佐々木 みのり  著    あさ出版   ¥1,430

その3、最終回です。

肛門にやさしい温水洗浄便座の使い方は、
水圧は一番弱く、
水温は一番低く、
洗浄時間は3秒以内。
特に、洗浄時間は重要。
3秒以上だと、何らかの皮膚トラブルが発生する。
洗浄によって、
皮膚の善玉&美肌菌である「表皮ブドウ球菌」が洗い流されて減ってしまうから。

出残り便を出そうとして、無理やりいきむのはやめよう。
残便感があっても、一旦トイレを出て、水を飲む。
軽く体を動かす、運動をするなどして、
再度便意を感じたらトイレに入り直しましょう。

息止めて、青筋立てて、いきまない。

便が出やすい姿勢は、「考える人」のポーズ。
足のかかとは浮かせずに足の裏全体を床につけ、下半身を脱力するる。
足の裏全体をしっかり床につけることで、便がスッキリ出やすくなる。

トイレで残便感があるときは、「下腹部揺すり」が効果ある。
「下腹部揺すり」を行うと、数十秒で便意が来たり、軽くいきむだけで便が出やすくなる。

朝起きたら、まずコップ1杯の白湯(さゆ)かお湯を飲む。
冷たい飲み物はダメ。
便意をもよおしたら、すぐにトイレに行く。

体にいいのは、23時より前の就寝。

意識して、ゆっくりと深い呼吸をするとよい。
立ち姿勢、もしくは仰向けに寝転がった姿勢で、
お腹が圧迫されないようにする。
呼吸は「吐く」ことからスタートする。
朝5時から7時の間に行う。

左右両方の足の裏と、ふくらはぎをマッサージするとよい。

著者のブログは、こちら。
https://ameblo.jp/drminori/

この項、終わり。