思い立ったら隠居 週休5日の快適生活 (ちくま文庫)(その3)最終回2021年05月05日

思い立ったら隠居 週休5日の快適生活 (ちくま文庫)
思い立ったら隠居 週休5日の快適生活 (ちくま文庫)
大原扁理 (著)
税込価格:814円

更に続きです。最終回です。

それにしたって、こんなに働いても全然余裕がないのは、誰のせいなのか?
そんなに多くのものを求めているわけでもないのに、
こんなにつらいのは何故なのだろうか?
一生懸命働く必要が、どこにあるのだろうか?

著者は、当時、重度の身体障碍者介護の仕事を、週に2日だけしていた。(現在は、台湾に移住して、海外でも隠居生活ができるか実験中らしい)
地域の元気な高齢者で、
もしリタイアしてからやることがないという方は、
無理のない程度に介護に来てくれたら、すごく助かります。
そうしたら、自分が介護される側になったときに、
介護する側の気持ちもわかります、と書いている。

介護と言っても、難しく考えなくてもいい。
ベッドから椅子への移動や、お風呂やトイレの世話など、
基本的には家族や介護者にお任せすればいい。
例えば、定年退職してヒマな夫婦とかが近所に住んでいたら、
週に一度でも夫婦でご飯を作りに来て、
おしゃべりしながら一緒に食べてくれるだけで、
要介護の方の家族にしてみたら、どれだけ助かるか。

将来の不安とどう向き合うか?
向き会いません。
これは、やるべきこともやらないという意味ではなく、
必要以上に心配してもしょうがない、ということ。
だって、
未来予測で必ず当たるのは
「いつかみんな死ぬ」ということだけだから。
心配したら終わらないし、キリがない。

だから、少しずつでもいいから貯金して、
今の時点でできることだけやったら、
あとはなるようになる!と割り切る。

この項、終わり。

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