孤独を生きる(その1)2022年12月20日

孤独を生きる
孤独を生きる
齋藤 孝 著     PHP新書   1,100円

ななめ読みです。

一人で考える時間は重要だ。

一日三人と会話してみよう。
たとえば、
八百屋のおばさん、
定食屋のおばさん、
銭湯のおばさん、
時間にして2、3分、他愛もない話をするだけ。

「推し」の話をする。
自分の好きなアーティストの話をする。
コンサートがあった。
ミュージックビデオをアップした。
インタビュー記事が雑誌に載っていた。
などなど。

喫茶店で話が2時間もたない相手とは付き合うな。
2時間もてる相手をできれば2、3人、無理なら一人でいいから持つ。

「共同体感覚」を構成する3つの要素

1.周囲の人は私を援助してくれる(他者信頼)
2.私は周囲の人に貢献できる(自己信頼)
3.(1.2の結果として)私は共同体に居場所がある
この3つの中で、とりあえず2にフォーカスする。
2なら、自分の気持ちひとつで何とかなるから。
ポイントは一つだけ
自分の所属する共同体の中で「何とかみんなの力になろう」と行動することだけ。

この項、続く。