孤独を生きる(その2)最終回2022年12月21日

孤独を生きる(その2)最終回
孤独を生きる
齋藤 孝 著     PHP新書   1,100円

続きです。

人間関係は「期間限定」でもいい。
・祭りに参加して、「お神輿を担がせて下さい」と頼んで、担がせてもらう。
・興味あるイベントがあれば参加してみる。
・自治体が募集するボランティア活動に参加するのもいい。

ちょっと無理かなと思うことでも、勇気を出してやってみる。
尻込みすることと謙虚とは、まったくの別物。

自己承認
私は私を承認する、以上!
これでいい。
自分の言動に対して、自分で
「よくやった」
「すごい」
「がんばった」
「かっこよかった」
「これは自分にしかできないことだ」
などと褒めまくる。
それを心の習慣として持てばいい。
手帳に”ニコニコマーク”を書き込む。

自分の機嫌は自分でとる。

「本」こそが孤独の最高の解決策である。
本を親しい友とせよ。

寂しい時に聞く「定番の歌」を持つ。

「書く」ことは、孤独感解消の特効薬。
心のモヤモヤを書いて晴らす。
「読む人を楽しませる」ことを目指して、文章を練ってみる。
「人には決して見せない日記」のすすめ。

孤独の鬱屈を運動で解消する。

中高年・老年の孤独
何でもない日常に幸福を見出す
自分の好きなことをして、いかに自分らしく充実した日々を重ねていくか。
基本は「清貧」がいい。
ひとりで少しずつ作業を進めていく、そんな楽しみのあるものに取り組むのがおススメ。
例えば、
・図書館の本を週に4冊、年間200冊読む
・週5日、好きな料理番組で紹介される料理すべてに挑戦し、家族にふるまう
・日々の散歩で発見したことを写真付きのエッセイにして、自費出版を目指す
などなど

欲を言えば、「これが自分のミッションだ」と思える何かが欲しい。
使命感を持つと、
楽しくやりがいがあるし、社会につながっていると実感できる。

老いて復活する友達づきあいもある。

リア王から学ぶ
老年の孤独に陥らないための3つの心構え

1.財産の生前贈与をあまり急がないこと
2.ちょっとしたことでキレないこと
3.自分の老後は自分でなんとかできるように、手立てをしておくこと

冥途の土産
「よし、冥途の土産だ。あれをやるか、これをやるか」
と考えると、自然と行動力が上がる。

メモ
人口問題研究所「人口統計資料集(2021年版)」による
年代別の未婚率(男性)
25歳から29歳・・・76.4%
30歳から34歳・・・51.8%
35歳から39歳・・・38.5%
50歳・・・・・・・・・・・・23.4%

この項、終わり。

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