方向オンチは治る?(その1)2007年04月20日

街の中をうまく移動できるかどうか、というのを「方向オンチ」かどうか、と同じとすれば、その違いはどこにあるのでしょうか?

例えば、地下鉄の出口から地上に出たときに、問題なく目的地にたどり着ける人は、地下鉄の経路と地上の地図を対応付ける知識を、一生懸命学習することによって身に着けていたり、駅の出口のところにある地上のビル街の説明図に適切な注意を払う習慣があるそうです。

逆に、「方向オンチ」を自認する人は、そうした学習をしなかったり(「私は地図を見ません、どうせわかりませんから。」)、せっかく用意された出口のところにある街路図を見落としていたりする(「えっ、そんな地図があったんですか?」)のだそうです。

いわゆる「方向オンチ」の人は、外部にある役立つ情報を、その場面に応じてインタラクティブに使うのが苦手なだけなのだそうです。

これらは、その人が他者に依存しがちであるために、自分で外界の情報を利用するのに慣れていなかったり、それらの情報の使い方を学んでいなかったりするために起きる。

そうであれば、そんな「方向オンチ」は治せるんです。

この項、続く・・・・。

参考文献・・・「方向オンチの科学」(講談社)ブルーバックス
        新垣紀子、野島久雄著

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