部下を持つ人のコーチング入門(その1)2021年05月19日

部下を持つ人のコーチング入門(その1)
部下を持つ人のコーチング入門
著者 伊藤 守 (著) 出版社: アスペクト 税込 1,320 円

著者紹介
伊藤 守
略歴〈伊藤守〉1951年生まれ。
(株)コーチ・エィ代表取締役。
企業、地方公共団体、教育機関、経営者団体などを対象とする講演を多数行う。
著書に「3分間コーチ」「自由な人生の作り方」など。

https://honto.jp/netstore/pd-book_03517068.html

部下のやる気は、あなた次第!

部下の価値観やタイプについて十分に知っておく。
・この会社を選んだ動機は?
・今後5年間で、自分はどうなりたいと思っているか。
・やる気を失う仕事とは?
・何に一番責任を感じているか?
・上司に何を希望しているか?
・誕生日は?

リーダー自ら変化する。
変化を迫られていることは理解しても、人は自分が変化するのを避けたがる。
最初に変化を求められるのがリーダーであり、マネージャー層だ。

組織のリーダーは、目に見えない雰囲気を、どのように作り出すかについての戦略を求められている。

上司の前で部下は話さない。
その理由は一人一人違う。
しかし、部下が黙っていることには理由がある。
上司の仕事は、部下が話しやすい条件を整えることにある。
どうしたら部下が話してみたくなるのについて考えるのは、上司の仕事だ。

ビジョンを語り、共有する。
話題をできるだけ、未来、ビジョンに向ける。
部下たちは、上司の話のほとんどは上司の自慢話であることを知っている。

この項、続く。