やってみたくなる「自宅で楽しむ発電」(その1)2017年10月16日

やってみたくなる「自宅で楽しむ発電」
「自宅で楽しむ発電」
身近な材料から電気を作ろう
中村 昌広 著     ソフトバンク新書  788円

文系の私には、ちょっと難しい。
けれど、やってみたくなる本です。

個人で作る、
小さな発電・蓄電システムの作り方が書いてあります。

LED電球を12Vで使う。
その理由は、バッテリーから直接電源をとれるから。
12V専用のLED電球を使うと、
電源変換(DCからAC)の損失をなくせる。

近年、特に東日本大震災以降には、
蓄電技術に目覚ましい進歩がある。
特に、ここ数か月は、電気自動車(EV)への動きが、
蓄電池の技術をますます進化させそうです。

家電品の多くは、実は直流(DC)で動いている。
ACアダプタを介している家電品は、
交流(AC)を直流(DC)に変換している。
つまり、直流で動いている。
例えば、
ノートパソコン
ラジカセ、など。

ただし、、電圧はそれぞれで異なる。
5V、6V、10V、12Vなど様々。

「おうち発電所」として小さな電気を作るなら、
外国製の50W以下の太陽光パネルが、1万円以下で購入できる。
夜間照明に使うだけなら、
実験用の小さなパネル(数千円)でも十分。
本を読めるくらいの明るさなら、
一晩中(12時間)点灯することができる。

「太陽光パネル設置の方法は極めて簡単」と著者は言う。

この項、続く。