20代で隠居 週休5日の快適生活(その4)最終回2021年04月27日

20代で隠居 週休5日の快適生活
20代で隠居 週休5日の快適生活
大原 扁理(へんり) 著    K&Bパブリッシャーズ   1,430円

続きです。最終回です。

著者がずっと知りたかったのは、お金がなくても自由になれる方法だった。

隠居するということは、
お金をかけなくても生きてはいけるようにする方法を模索する旅でもあった。

生活レベルをぐんぐん落とす。

住居
家賃の安い、郊外の、駅から遠い不便なボロアパートでいい。
月額28,000円。
賃貸だから、固定資産税も払わなくていい。

冷暖房
無くても生きて行ける。

携帯電話
なくても困らない。

保険
必要ない。

あんまりお金がかからないなら、
それに伴って、がむしゃらに働かなくてもよくなる。
週に2日くらい働いて、7~8万円もらえば、とりあえず生きていける。

隠居とフリーターは何が違うのか?

他人がどう思うかはさておき、自分が幸せと思えることが大事。
人目を気にすることなく、自分の足元を見ながら、
淡々と自分の身の丈に合った幸せに満足して毎日を過ごしている。

21世紀版、都市型隠居
・郊外の小さな安アパートを借り、
・週に2日だけ働いて、
・人に迷惑をかけず、
・友人は厳選した人が少しおり、
・携帯電話は持たず、
・テレビも持たず、
・社交をせず、
・たまには都会に出て行って贅沢もするが、
・基本的に欲はなく、
・こだわらない。
そして自分の生活をこよなく愛し、楽しんでいる。

寝るも起きるも、遊ぶのも働くのも、全部の決定権が自分にある。
これほど面白いことはない。
全部自分で決めなければならない。
やるべきことは何も、誰からも与えられない。
これって、究極の遊びだ。
隠居は遊ぶことのプロフェッショナルだ。

この項、終わり。

この本を読んで、
私もフルタイムの仕事を終了したら、
隠居生活をしてみたいなあ、という思いが強くなった。

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