3つの真実(その2)2010年04月11日

3つの真実
「3つの真実」人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密”
野口嘉則著 ビジネス社 1,238円

ミリオンセラー『鏡の法則』の著者の最新作。

第1の真実
「人間は肉体を超えた存在である。そしてその本質は愛である。」
このことを心の底から認めるとき、我々の自尊心は満たされ、恐れに支配されなくなる。

第2の真実
「人生は自分の心を映し出す鏡である。これを鏡の法則という。」
人生で起きる色々な出来事は、偶然起きるのではない。
原因がある。
その原因は、その人間の心の中にある。
心の中の状態を鏡のように映し出したものが人生だ。

(1)心の底で認めたものが現実化する。
(2)心の波長と同類の出来事が引き寄せられる。

人を見るときの極意。
それは、第1の真実にもとづいて人を見る。
肉体を超えた素晴しい存在として、宇宙に愛されている存在としてその人を見る。

幸せは求めるものではなく、今ここに見出すものだ。
その鍵は「感謝」だ。

注意点
鏡の法則の視点で他人を裁かない。

第3の真実
「感情は感じれば開放される。」

多くの人間は、自分の感情に気が付いていないために、感情に振り回されている。
逆に自分の感情に気づくと、その感情に支配されにくくなる。

真に賢い人間は、
「自分にとってなにが一番大切なのか」を知り、
「その一番大切なものを大切にするためにはどうすればよいのか」を考える。
一番大切なものを一番大切にするためには、
目標や計画を修正しなければならないこともある。
それには勇気が必要だ。

自分が何を感じているかに気づき、
そしてそれを感じられるままに感じて味わう。
ネガティブな感情でも抑圧せずに感じる。
抑圧してもその感情は消えずに、溜まっていくだけ。

いつも感情を抑圧していると、感情のセンサーが鈍ってきて
自分の内面を感じられなくなる。
喜びや充実感や安らぎにも鈍感になって、本当の幸せを見失う。


この項、続く。