ソーシャルデザイン2013年10月01日

ソーシャルデザイン
ソーシャルデザイン-社会をつくるグッドアイデア集-
グリーンズ編著  朝日出版社  940円

ソーシャルデザインとは、大きな良いことのためのデザイン。

何のこっちゃ?

本を読み進んでいくと、何となくわかってくる。
例えば、
「東京シャボン玉倶楽部」は、タバコの替りにシャボン玉で一服する、
「シャボステーション」を設置する活動をしている。
この活動は、「京都シャボン玉倶楽部」や「福岡シャボン玉倶楽部」へと
広がっている。

例えば、
ドイツの「スピード・カメラ・ロッタリー」は、
スピード違反を取り締まる仕組み。
カメラで撮影して、スピード違反を犯したドライバーには違反切符が、
制限速度を守ったドライバーには宝くじの当たり券が送られてくる。

楽しそう。

例えば、
イギリスで始まった「ゲリラ・ガーデニング」は、
その後、世界中に広まり、今では日本でも行われている。
メンバーは、人々が眠りについている間に、密かに集まり、
緑が少ない公共エリアやスラム街などに大量の草花を植えていく。
夜が明けると、公園や道路が緑で豊かになっているというわけ。

楽しそうでおもしろそう。
定年退職後にやってみたいかも?

以下、この本に書いてあった気になる文章。

p.101
感謝の気持ちや好きだという気持ちを改まって伝えるのは、
なんだか恥ずかしい気がするもの。
でもそれを言った人も言われた人も、双方がうれしくなるのは間違いない。

p.111
プロジェクトは、ネーミングが大事。
内容が一言でわかり、世界観が伝わるような名前を考えましょう。

p.113
マイプロジェクトを続けていく過程で、
いろいろな意見を耳にすることがあります。
アドバイスと言いながら、へこむようなことしか言ってこない方もいます。
極論、言わせておけばいい。
大切なのは、どこに向かっているのか、自分の目的地を見失わないこと。

以上、この項終わり