スローライフ?里山資本主義?「週末、森で」2015年05月17日

スローライフ?里山資本主義?「週末、森で」
「週末、森で」
益田 ミリ 著   幻冬舎  1,200円

まだまだ、益田ミリです。
2009年の発行です。

翻訳家の早川さんが、突然田舎暮らしを始めました。
友達二人が、東京から時々遊びに来ます。
出版社で経理の仕事をしてる、マユミちゃん。
もうひとり、せっちゃんは旅行代理店で働いている。

二人の友達は、別々に来たり、一緒に来たり。
でも、二人とも、田舎に癒されていく。

早川さんは、雑誌の懸賞でハイブリッドカーが当選し、
駐車場代が高いので、思い切って田舎に引っ越したのです。

近所の民宿がやめるからと、カヤックをもらった早川さんが
マユミちゃんと湖で乗ってみる。
二人とも、気に入って、マユミちゃんはカヤックを買ってしまう。
せっちゃんも買ってしまう。

うらやましい。
楽しそう。

でも、早川さんは、自分がスローライフをしているつもりはない。
この本は、2009年発行ですが、里山資本主義のきっかけになりそう。

癒される1冊です。
都会暮らしの人には、特におススメです。

文庫化されているんで、けっこう売れたんですね。

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