文芸オタクの私が教える バズる文章教室(その3)最終回2026年06月22日

文芸オタクの私が教える バズる文章教室(その3)最終回
文芸オタクの私が教える バズる文章教室
三宅香帆 著    サンクチュアリ出版   ¥1,540

続き(その3)最終回です。

<バズる言葉選び>
・カタカナで注目させる
   カタカナは視覚的に目立つので、いち早く理解させたい言葉に使うと効果的
・万人に通用する例を出す
   自分にとっての常識は、他人にとっての常識だとは限らない
・突然、読み手に話しかける
・当事者意識を持たせる
   書くという行為の先には、絶対に「読み手」がいる
   書いているうちに、誰に何を伝えたいのかがぼやけてきたら、”あなた”に向かって書いていることを思い出す
・最後の一文を情景描写で締める
   あえて結論を言わず、あえてまとめず、情景描写だけにとどめる
   最後の一文は、「読後感」を生むために使う

この項、終わり

文芸オタクの私が教える バズる文章教室(その2)2026年06月20日

文芸オタクの私が教える バズる文章教室(その2)
文芸オタクの私が教える バズる文章教室(その2)
三宅香帆 著    サンクチュアリ出版   ¥1,540

続き(その2)です。

<バズる組み立て>
・オチでひっくり返す
  てっきりそうだと思いこまされていたけれど、実は全然違ったオチ
  思いがけない展開が、面白さを生む
・敢えて、みなまで言わない
  書かずに「余白を残す」ことで、粋な文章になる
・自分が面白いと感じたことをずらずら書き連ねるよりも、
 「読み手にとっての、面白さは何か?」を考えて書く
・アンチに対するフォローを入れておく
  想定される「読み手の反発」を、読み手よりも早く言語化してしまう
  そして、シンプルな言葉で、その反発を「片付けて」しまう
・言いたいことのセンターを決める
   (これは、「主役決め」と同じことを言っている)
   https://mansion.asablo.jp/blog/2026/06/17/9860558
   書いている途中に、自分の言いたいことがよくわからなくなったら、
   要素をバラバラにして考え直す
   言いたいことを全部、箇条書きにする
   そこからグループ選抜する
   グループの中のセンターを決める
・結論を出さずに、ぐっとこらえて、揺らぎ続ける
・説明の内容に段階をつけて、徐々に連想させる

この項、更に続く
次は、
<バズる言葉選び>

文芸オタクの私が教える バズる文章教室(その1)2026年06月19日

文芸オタクの私が教える バズる文章教室
文芸オタクの私が教える バズる文章教室
三宅香帆 著    サンクチュアリ出版   ¥1,540

<バズるつかみ>
・あえて「答えのわかりそうな問い」から始める。
・ごく日常的な習慣から書き出す・・・日常から非日常に展開させる。

<バズる文体>
・一文を短くすれば、文章のリズムを調整しやすくなる。
・語尾をぶった切る、名詞止め。
・ひらがなと漢字の割合。漢字かひらがなかどちらか迷ったら、ひらがなを選ぶ。
・書いてる途中、文体を変える:(ですます調・である調)
・読点が多いほど、テンポが落ちて、親身に話しているように読める。
・段落で呼吸を整える:どこで段落を変えるべきか?それは「一息で読んでほしいところまで」。

この項、続く。
次回は、
<バズる組み立て>、です。

小学生でもできる言語化(その2)最終回2026年06月18日

小学生でもできる言語化
小学生でもできる言語化
田丸雅智(たまるまさとも) 著   ダイヤモンド社  1,760円

その2:最終回です

出来事や自分の気持ちなど、目に見えないものを言語化する。

例えば、嬉しかったこと。

①嬉しかったことを考え、感じる
余計な情報かなと思うようなことや、直接関係なさそうなことも、
頭によぎったことがあればすべて書いておく。

②嬉しかったことを言葉のブロックで組み立てる
「主役決め」が大事
この情報ははずせないという、最も重要だと思うことを先に1つ決めておく。

③お試し再生から完成へ
書かれた言葉だけから浮かんでくる内容を、試しに頭の中で再生する。
お試し再生を繰り返しながら推敲を重ね完成を目指す。

言語化しようと思っても、なかなか言葉が出てこない・・・
そんな人におススメなのが、
とりあえず書いてみる、口に出してみる

パッと目についたものについてのことで構わないし、
「木」、「赤」、「空」など、シンプルな言葉でまったく問題ない。

そこから少しずつ、他にないかな?と、更に考えたり感じたりする。
粘ってやり続けることが大切。

本当は自分の中に眠っている言葉があるのに、
それに気づけてなかったり、「こんなことを書いたり言ったりしたらダメなんじゃないか」と決めつけて自分でブレーキを踏んでしまっていたりする。

本当に考えたり感じたりしたことは、
自分で変だと決めつけずに、まずは書いたり口に出してみたりする。


もうひとつ
ときには他の人が考えたり感じたりしたことをまねてみるのも良い。
この時に重要なのが、
ただ書きとめて終わりにするのではなく、
「なるほど、こんなふうに考えたり感じたりするんだな」としっかり学んで自分のものにするということ。


書くのと口に出すのと、自分に合ったやり方でいい。
書く場合でも、ノートやメモ帳、パソコン、スマーフォン、何でもいい。


日本語の単語帳を作ってみる。
生活していて、知らない言葉に出会ったときに、ノートやメモ帳やカードに書いておき、何度も見返して覚える。

繰り返しで上達していく。
教わってすぐにできなくても問題なし。
うまくできるようになるまで繰り返しトレーニングを重ねる。

アイデアの発想法の一つ
言葉と言葉を組み合わせる
例えば・・・
「発電に使える」と「タコ」・・・・・「発電に使えるタコ」
例えば・・・
「ぽかぽかする」と「傘」・・・・・「ぽかぽかする傘」
そこから想像を広げていく。

この項、終わり

小学生でもできる言語化(その1)2026年06月17日

小学生でもできる言語化
小学生でもできる言語化
田丸雅智(たまるまさとも) 著   ダイヤモンド社  1,760円

「つい“ヤバい”と言ってしまう」

言葉にするのが苦手な人は、できないのではなく、
やり方を知らなかったり、
トレーニングをしていなかったり、
自信がなかったりするだけ。

言語化するための方法論の本です。
”小学生でもできる”と言ってるくらいですから…
誰でも、トレーニング次第で言葉をより上手に使えるようになる。

言葉を「ブロック」に例えてみる。
3つのステップ
1.考える、感じる
2.言葉のブロックで組み立てる
3.完成させる

ワザ①
身の回りにある物を言葉にする。
身の回りにある物を、何でもいいから10個書き出す。
まず書いてみる。

具体的には、
写真に写っているものを、その写真を見ていない人に文章で伝える。

ステップ1の「考える、感じる」

まずは、パッと見て目についたところについて書く。
次に「他に何かないかな?」と、すみずみまでじっくり観察して、更に書き出していく。
書いたらダメのことはないので、浮かんだことはすべて書いておく。


ステップ2の「言葉のブロックで組み立てる」

1の「考える、感じる」で書き出したことをもとに、
「ああかな、こうかな」と言葉のブロックを組み立てる。
「主役決め」が大事。
「この情報は外せない」という、最も重要だと思う「主役」を先に一つ決めておく。
書き出していたものの中から、その主役を表すのに必要だと思うものを抜き出していく。


ステップ3の「完成させる」

書かれた言葉だけから浮かんでくる内容を、試しに頭の中で再生してみる「お試し再生」
お試し再生によって、自分の書いた文章と写真に写った光景を見比べながら、「これで伝わるだろう」と納得できるまで推敲を重ねていって完成させる。

言葉の順番が変わるだけで印象が大きく変わる。
順番が大事。
最初に置くと良いのは「結論」。

この項、続く。

次回は、
目に見えないものを言語化する、です。

日本ポップス史 1966-20232026年05月19日

日本ポップス史 1966-2023
日本ポップス史 1966-2023
スージー 鈴木 著  NHK出版新書     ¥1,133

久しぶりの読書

面白かった。

目次を見ると、読みたくなるでしょう。

序章
1972年の吉田拓郎

第1章
1966年のかまやつひろし
1968年の加藤和彦
1970年の細野晴臣
1972年の財津和夫
1972年の矢沢永吉とジョニー大倉
1973年の井上陽水
1974年の荒井由実
1977年の中島みゆき
1978年の桑田佳祐
1979年のミッキー吉野
1979年の小田和正と鈴木康博

第2章
1980年の佐野元春
1980年の忌野清志郎
1981年の大瀧詠一
1982年の山下達郎
1986年の浜田省吾
1986年の氷室京介と布袋寅泰
1987年の甲本ヒロトと真島昌利

などと続く。

吉田拓郎からVaundyまで。
時代の「てっぺん」を取った音楽家をつなぐ通史!

この本で取り上げられた曲を聴きながら読むと、また格別です。

著者のスージー鈴木は、マキタスポーツと組んで、BS12で
「ザ・カセットテープ・ミュージック」という番組をやっていた。
この番組も大好きでした。
またやってくれないかな?

君にはもうそんなことをしている時間は残されていない2026年03月11日

君にはもうそんなことをしている時間は残されていない
君にはもうそんなことをしている時間は残されていない
千田琢哉 (著)    あさ出版   1,300円

Time is Life
時間は命

眠くなったら眠る以外に方法はない。
眠くなったら直ちに熟睡し、スカッとした頭で勉強や仕事をしよう。

エレベーターの待ち時間は、せいぜい1分程度。
この時間に何をするのかをあらかじめ習慣化しておく。

挑戦しないと決めることだって、立派な決断だ。
本人の人生の選択だからいいのだ。

本を一瞬で速読する方法。
あらかじめ1冊を読む時間を決めてしまう。
「この本には30分しか費やさない」
自分でそう決めたら、30分で面白いと感じた部分のみ拾い読みする。
目次をサッと眺め、見出しをパラパラめくって、
”ピン”ときた部分の本文のみを読む。
本文も面白いと感じるところまで読めばいい。
途中で退屈になってきたら、
次に面白い見出しの本文に移る。

買った本でも、すべて読まなければならないわけではない。
面白い部分だけを読めばいい。

1年間袖を通さなかった服を、ごっそりまとめて処分する。
1年間袖を通さなかったということは、たいして好きじゃないということ。

嫌いなことはやらなくていい。
嫌なことを嫌々やっている時間など人生にはない。

お礼を言いそびれた人には、今からでもお礼を伝える。
今からでもお礼状を書く。
「10年前はお礼を言いそびれました」
「30年前は、ありがとう」

謝罪できていなかった人には、今からでも謝罪を伝える。
「10年前はごめんなさい」
「30年前は申し訳ございませんでした」

75歳からの生き方ノート2026年03月09日

75歳からの生き方ノート
75歳からの生き方ノート
楠木新 著    小学館  1,200円

人生を最後まで豊かに生き抜くためには、
自分が元気なうちに「75歳からの生き方」を考えておき、ノートに記しておく。

年代ごとにやりたいことリストを作る。
・70歳まで
・70歳から75歳まで
・75歳から85歳まで
(行きたい場所、観たいもの、食べたいもの、会いたい人など)
一度書いた内容も、時間をおいて適宜見直して上書きしていく。
すぐにできそうなことがあれば、できるだけ実行に移す。

自分史シートを年表形式で作る。
いきなり完璧を目指さず、少しずつ書き加えていく。
定期的に見直す。

大半の人は75歳くらいまでは、他人の介助を受けずに自立して生活できる。
75歳以降は、徐々に自立度が落ち始める。

やりたいことリストを作るコツ
・本当に自分が好きなこと
・やっていて気持ちが良いこと
・居心地のいい場所
・リストに優先順位をつける

居場所を発見する3つの方法
1.子供の頃の自分を呼び戻す
    子供の頃に夢中になったこと、若い頃にやり残したこと
2.「教える―学ぶ」の」関係の中から
3.ノスタルジー
   過去の自身の思い出、生まれ育った故郷、幼馴染
   ノスタルジーに浸ると、新たな目標や価値を見出す絶好の機会になる。

昔の記憶を蘇らせることを「ライフレビュー」といい、認知症の治療にも使われる。
・昔の曲を歌う
・過去に自分が過ごした場所を歩いてみる

いつから始めても、決して遅くはない。
やり残したことにもう一度取り組んでみる。

自宅から近い大学の聴講生になる。

オタクになる

マンネリを避ける、すぐに行動する

無理な付き合いを避ける

70代になっても週に1日か2日は、何かに拘束される機会を持つ

同窓会を公式なものとせず、気楽に仲間が集まる母集団だと考える。

夫婦間の意思疎通は怠らない

地域の人とつながりを持つ
最低限の家事ができる
普段から家族とのコミュニケーションをきちんとしておく

4つの命を意識する
1.健康寿命
2.資産寿命
   75歳以降の不確定要素で一番大きいのは、
   老人向け施設に入居するなど住居関係の経費。
   資産の現状把握で不安はなくなる
3.労働寿命
   仕事をすれば収入を得るし、健康面への好影響もある
4.平均余命

逆算型で考えてみる
例えば、
・元気で働ける年齢を75歳までとするなら・・・
・残りの人生が10年あるとするならば…
・元気にゴルフに行けるのは、あと何回か?

次の世代に何かを継承することが、私たちの最後のお役目だ。

がんばらないコンポスト生活2026年03月07日

がんばらないコンポスト生活
がんばらないコンポスト生活
服部雄一郎 著    KTC中央出版   1,870円

コンポストとは、
生ごみや草木などの有機物を土に還すこと。
英語の”compost”は、
名詞:堆肥
他動詞:(土地に)肥料を施す、・・・を堆肥にする
という意味らしいです。

燃えるごみの3~5割は生ごみ。
生ごみを資源化できれば、ごみの焼却量は激減する。

コンポストをやらなければ、生ごみは燃えるごみとして捨てることになる。
本来は簡単に自然に還るはずの生ごみを、
ガソリンを使って遠くまで運搬し、ありなえないほどの高温で燃やして処分する。
地球にとっては理不尽。
税金だってもったいない。

生ごみはごみ箱に捨てるからゴミになる。
行き場のある生ごみは、そもそもゴミではない。

とにかく、家から生ごみが出ない生活を体験してみてもらいたい。
全部をコンポストに入れなくてもいい。
恐る恐るでも始めてみて欲しい。
ゴミ出しの回数も減る。

コンポストがCO2を減らす2つの理由。
1.燃やすごみの量が激減する。
2.ごみの収集運搬と焼却にかかる非常に多くのエネルギーをカットできる。

東京都渋谷区に「原宿はらっぱファーム | 都市型共創ファーム
というのがあるらしい。
https://haraharafarm.wixsite.com/home
(一度行ってみたいものだ)
未利用だった国有地の1,500㎡(テニスコート7面分)を活用し、
2025年2月から1年間限定で
都市型共創ファーム「原宿はらっぱファーム」
(主催:都市農地と防災のための菜園協議会)が始動しました。
(今は、もうやっていなのだろうか?)

揚げ物をした揚げ油も、人肌に冷ましてコンポストに入れられるらしい。
あまり大量ではいけない。
(今度試してみよう)

使い終わったツナ缶を、そのまま洗わずコンポストに入れると、
油分がきれいに分解されて、サッと水洗いするだけでリサイクルに出せる。

コーヒーかすは、ペーパーフィルターごとコンポストに入れる。

トイレットペーパーはすぐに水に溶けるので、コンポストの中でもどんどん分解する。
トイレットペーパーを使いやすいホルダーに入れてティッシュ代わりに使い、コンポストに入れる。

色々と知らないことが書いてありました。
我が家でも試してみようと思います。

定年後の居場所2025年12月30日

定年後の居場所
定年後の居場所
楠木 新 著     朝日新書   935円

元気なうちに
銀行の預貯金や証券会社の投資商品、不動産などをリストアップしておく。
財産増減一括表を含めた資料は一か所にまとめておく。
・銀行の預金通帳
・証券会社からの保有財産一覧表
・不動産の登記簿
・保険証券
などを専用の一つのカバンの中に入れておいて
「自分に何かあったときには、ここを見ればよい」と家族に伝えておく。

自分の財産を整理することは、終活にも効果を発揮する。

「日本一涼しい町、釧路」
1910年の観測開始以来、2020年まで
気温が30度以上の真夏日になったのは、わずか10日しかない。
(真夏は、釧路へ避暑に行くのも良さそう)
(真冬は、沖縄へ?)

東北の4大祭り
・青森のねぶた
・秋田の竿燈祭り
・仙台の七夕祭り
・山形の花笠まつり
日程が重ならないように設定されているので、祭り巡りをする。

神田駿河台にある明治大学の地下に「阿久悠記念館」がある。
過去の自分と出会えるタイムマシンのような空間だった。
https://www.meiji.ac.jp/akuyou/
(面白そうだ)
(入館料が無料というのも嬉しい)

身近な生活の中から楽しい事や意味のあることを探すことが大切。
毎晩、今日一日で良かったことを3つ挙げてみる。やっているうちに良いことを探す癖がつく。
定年後の居場所は、日常生活の中にある。

人との出会いを増やすには、4点ある。
・枠組みから1歩出る
・発信の姿勢が大事
・自分から先に与える
・出会える場所に身を置く

地元を愛する。
散歩する。

定年後は何をやってもいいし、何をやらなくてもいい。
自分は何をなすことができるかという観点だけでなく、気持ちよく過ごせるかがポイント。

お金がかかるからといって、好きなことや、やりたいことを簡単にあきらめない。
頭で考えていると難しく思えても、実際にやりだすと何とかなることが多い。
やっていくうちに知恵が出てくることこともある。
自分が本当にやりたいことをやっていれば、仲間が向こうからやってくる。また助けてくれることもある。

定年後の人生を充実させて、うまくお金を使うために大切なことは、
自らの主体性(好奇心)と行動である。
自分に合ったものに取り組むのは、それほどお金はかからない。

人生の目的は、自身の持つ財産を最大化することではなく、
自身の充実感や楽しみを最大化すること。
ならば、
生きているうちにお金を使い切ることは一つの選択肢である。

普段の生活で人と会う時に、一生涯にただ一度出会う機会かもしれないという一期一会の気持ちで接すること。
日常の生活を大切にすることがポイント。

死ぬ前の1か月間に食べる昼食をランキングする。

「自分を使って何ができるか」の姿勢で、誰かの役に立つことを真剣に考える。
他人に感謝され、評価される心地良さ。