20歳のときに知っておきたかったこと(その3)2011年09月28日

20歳のときに知っておきたかったこと
「20歳のときに知っておきたかったこと」 スタンフォード大学集中講義
ティナ・シーリグ 著    高遠 裕子 訳
阪急コミュニケーションズ   1,470円(1,400円+税)

更に続きです。

p.86
リーダーになろうと思ったら、リーダーとしての役割を引き受けることです。
ただ、自分に許可を与えればいい。
チャンスはつねにあり、見つけられるのを待っています。
誰かに声をかけられるのをまちながら、慎重に様子を見るのではなく、チャンスはつかみに行くのです。
がむしゃらに働かなければならないし、エネルギーも使います。意欲も必要です。
でも、これこそがリーダーをリーダーたらしめている資質であり、支持待ちの一般人とは違っているところなのです。

p.88
「失敗のレジュメ」を書くことを義務付けている。
それぞれについて、その経験から何を学んだかも書く。
失敗というレンズを通して自分の経験を見ることによって、自分が犯してきた過ちを受け入れられるようになる。
少々無理して自分の能力を伸ばそうとしたとき、何かに初めて取り組んだとき、リスクをとったとき、失敗から学べることはたくさんある。
人材の採用にあたっては、成功した経験ばかりでなく、失敗の経験も評価する。
挫折すれば学習するし、同じ過ちを繰り返さない可能性が高まる。
失敗は、その人がスキルを広げる挑戦をした証でもある。

p.92
赤ん坊が歩き方を覚えるまで。
大人は歩けるのが当たり前だtろ思っているが、赤ん坊はハイハイから始めて、つかまり立ちをするようになり、何度も転んでようやく歩けるようになる。
子供に対して、何事も最初から完璧にできるなどとは期待しない。
仕事も同じ。
失敗を経験し、成功も経験する中でこそしっかりと深く学ぶことができる。

p.96
何かをやめると、驚くほど元気が出る。
決めるのは自分であり、その気になればいつだってやめられることに気づく。
とはいえ、やめるのが簡単なわけではない。

p.103
ここで大事なのは、問題が起きることをジェフが想定していた、という点です。
どんな問題化がはっきりわかっていたわけではないが、いざという時に即座に対応できるだけの心の準備ができていた。

この項、更に続く。

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