精神科医が教えるお金をかけない「老後の楽しみ方」(その2)2014年08月16日

精神科医が教えるお金をかけない「老後の楽しみ方」
「精神科医が教えるお金をかけない「老後の楽しみ方」」
保坂隆 著   PHP文庫  571円

続きです。

健康にお金を使う。
多少高いが、人生の節目に人間ドッグに入る。
ほったらかしこそ高くつく。

平均体温が1度下がると、免疫力が40%近くダウンする。
体を温めるには、入浴が一番。ぬるめのお湯にじっくりつかる。

ちょっと休みたい。少しだけ寝たい。
そう感じたら、遠慮しないですぐに休み、
疲れ、寝不足を早めに解消する。

禅寺の参籠(さんろう)で、日常の欲望をそぎ落とす。
例えば、永平寺。

クレジットカードと縁を切る。
海外旅行用に、1枚だけにする。

定年後の人間関係。
まずは地域に帰ることが第1歩。
身近に、一緒に楽しめる仲間がいること。

地域主催の生涯学習などに、積極的に参加する。

仕事の話を持ちかけられたら、自分の期待したような仕事でなくても、
とにかくやってみること。
続けてみること。
小さな仕事の方が、歳を重ねても長く続けられるケースが多く、
結果的には、やってよかった、となる公算が大。

飲み会をやるなら、うち飲みで。

家族への一番の贈り物は、一緒に過ごす時間。
思い出は、プライスレス。
子供に小金を残すより、とびきりの思い出を残した方が、
後々の子供のためにいい。

夫婦関係を、より良いものにする。
お互いの頑張りを認め、素直に「これまでありがとう」と言ってみる。
老後の最高の養生は、夫婦仲良く過ごす日々。

読書は、一番金のかからない趣味。
図書館を利用する。

自分の最後について、夫婦や家族ともっと話し合う。
介護や延命治療などについての考え方。
葬儀や墓についての希望。
遺産相続における希望。などなど。

「ありがとう」とたくさん言う。

以上、この項、終わり。

やってみたいなあ、と思うことがたくさんありました。
実践しなければ。