みちこさん英語をやりなおす am・is・areでつまずいたあなたへ2022年04月27日

みちこさん英語をやりなおす am・is・areでつまずいたあなたへ
みちこさん英語をやりなおす am・is・areでつまずいたあなたへ
益田 ミリ (著)    ミシマ社    1,650円

私が益田ミリにハマった最初の本がこれです。
再読ですが、今回改めて刺さった部分がありました。

人に何かを教えるって、教える側の何かを試されてるってことなのかもしれない。

日本語が自由に単語を入れ替えられるのは、「助詞」のおかげ。
英語には「助詞」がない。
そのかわり、単語の語順で文が出来ていく。

外国語を学ぶって、母国語を振り返ることにもつながってんだなぁ。

外国語の学習というのは、
本来、自分の種族には理解できない概念や、
存在しない感情、知らない世界の見方を、
他の言語集団から学ぶことなんです。
    (中略)
自分が生まれてからずっとそこに閉じ込められてきた「種族の思想」の檻の壁に亀裂が入って、
そこから味わったことのない感触の「風」が吹き込んでくる。
そういう生成的な経験なんです。
外国語の習得というのは、その「一陣の涼風」を経験するためのものだと僕は思います。
(「街場の文体論」 内田樹 ミシマ社)

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