指導者の器2011年01月17日

指導者の器
「指導者の器」 自分を育てる、人を育てる 
山下 泰裕 著   日経BP社    1,400円

最近のマイブームの喜多川泰がブログで薦めていたので、
図書館で借りてみました。
http://y-kitagawa.blog.ocn.ne.jp/nikki/2010/12/post_6ecc.html


p30
人が一番よく聞くのは誰の言葉でしょうか。
それは自分自身の言葉です。
他の人に言われた言葉より、自分が心の中で言っている言葉を
一番たくさん聞いています。

だから、自分自身の心の言葉を良くしていくことが、
人生を良くすることにつながると思います。

p41
頑張っても、なかなか成果に結びつかないことは多い。
でも、努力を重ねていくと、何かのきっかけで、ある瞬間にすごい成長がある。
だから、すぐに成果が出ないからって、そこであきらめちゃいけない。
そこを辛抱し、努力を続けることが大切です。


p61
人を評価するときには、その人を多面的に見なければなりません。
道場で見える姿がすべてではない。
多面的に見れば、誰にでもいいところがあり、
同時に足りないところもある。
指導者にとって大切なのは、その人の持っているいいところを見つけて、
そこに光を当てることです。
するととたんに、その人がいきいきと輝き始める。

p66
誰かが親身になってアドバイスしてくれたときは、
素直な心で聞いて、試してみることが大事。

p69
すべてを自分の手でやろうとすれば、必ず無理が出る。
周囲の人たちの協力を得て、任せられる部分は任せて。
東海大学の柔道部が組織として機能する体制を作らなければならない。
それこそが私の役割だ。

p84
常に問題意識を持って行動していると、
いろいろなものが見えてくるし、いろいろな人が寄ってくる。
逆に、何も考えていない人は、
良い人や良いものが脇を通り過ぎても、見過ごしてしまう。

p93
後に「当たり前」になるようなことを最初に始めるというのが、実は一番大変。

p100
人の意識を抜本的に変えようと思ったら、
人を評価する枠組みにメスを入れることが不可欠です。

p120
リーダーになったら、選手たちのことを見ているだけでは済まない。
多くの関係者とかかわっていくことになる。
だから、より高い位置から、より広い視野で、
長期的にものごとを見られるようでなけれなならない。

p177
人は形あるものばかり目を奪われがちですが、
目に見あるものの背後にある本質をリーダーが見ているかどうかで、
その下にいる人の動き方も、組織の出す結果も違ってくる。

p212
一方的な説教では、相手も行いは変わらない。
相手に気づきを与えるため、相手の声を徹底的に聞く。
そんな度量もリーダーには必要。

コメント

_ 鷹熊一二三 ― 2011年01月21日 07時02分56秒

お久しぶりです。 旧・たかびごんです。
いろいろあって、HN変えました。

さて、本日はお知らせがあります。

これまで、このブログを、第二館の「想ひ出日記」にお気に入り登録させていただいておりましたが、本館の「陽だまり日記」に登録しておりました数ブログが閉鎖されていたことが判明いたしました。
これに伴い、本館に空きが出来ましたので、本日をもって、このブログのお気に入り登録を本館に移動させていただきます!!
マンション管理士Kさん、今後ともよろしくお願いいたします!!
(なお、本館のアドレスは、「URL」の欄に記させていただいております)

_ マンション管理士K ― 2011年01月22日 02時24分52秒

いらっしゃいませ>鷹熊一二三さん
本館への移動、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。

プロ野球も間もなくキャンプインですね。
今年はパリーグに楽しみな新人選手が多いので、うれしいです。

宮崎キャンプへ今年も行く予定を立てています。

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