定年後 50歳からの生き方、終わり方(その4)2019年11月06日

定年後 50歳からの生き方、終わり方
定年後 50歳からの生き方、終わり方 (中公新書)
楠木新 (著)   858円

その4です。

夫が明るく柔らかい感じの夫婦は、
妻とのコミュニケーションもスムーズだが、
夫が不機嫌な様子の夫婦は、妻との関係もシンドイようだ。

社会とのつながりを持つこと、
および自らの居場所を確保することは、
定年後の過ごし方として重要なポイントとなる。

社会とつながる3つのパターン
 1 組織で働く
 2 以前の会社での業務と関係のある仕事に就く。
 3 今までの仕事とは全く違う生き方に取り組む。
こだわるべき2点。
 1 何に取り組むにしても、趣味の範囲にとどめないで、
   報酬がもらえることを考える。
   お金を稼ぐレベルを目指すことが力量をアップさせる。
 2 自分の向き不向きを見極め、
   自らの個性で勝負できるものに取り組む。

家と会社以外で何かやってみるために、
興味あるものに脈絡なく取り組んでもいい。

1 受け取る年金額をきちんと計算して
  老後の資産を管理する。
2 今後長く暮らすことになる配偶者と良好な関係を築く。
3 これから老齢期に入るので、
  自分の体調面、健康にも十分留意する。
4 退職後は自由な時間が生まれるので、
  趣味を持たないといけない。

この項、まだ続く。