部下を持つ人のコーチング入門(その2)2021年05月20日

部下を持つ人のコーチング入門(その2)
部下を持つ人のコーチング入門
著者 伊藤 守 (著) 出版社: アスペクト 税込 1,320 円

続きです。

会議で発言するとき、
「私」から「あなた」へ向けてのコミュニケーションは避ける。
「私たちの一人」から「私たちの一人」に向けてコミュニケートする。
同じ輪の中にいることを前提として発言する。

苦手な相手とパイプを作るには・・・
自分について知ることと、相手について知ること。
どのような価値観や、判断基準を持っているかなど、自分のタイプについて知る。
同じように相手のタイプについても知る。
4つのタイプ。
・物事を支配することを好む、コントローラータイプ
・社交的で、行動的なプロモータータイプ
・分析型のアラナイザータイプ
・人とのかかわりを大事にするサポータータイプ

上記の4つのタイプわけができると、それぞれとの付き合い方がわかってくる。

仕事のしやすい上司
・最終的な責任はとるが、部下の仕事の実績も公表する
・話すとモチベーションが上がる
・自分のことをよく理解してくれている
・ある程度、仕事の進行を任せてくれる
・必要な時にサポートしてくれる
・話を聞いてくれる
・自分の行動の動機づけに必要な目標設定を具体化して提示してくれる
・自分の仕事を評価してくれる
・個を大切にしてくれる
・話しかけやすい雰囲気を持っている
・明確な指示で権限移譲をしてくれる
・ビジョンが明確
・能力、スキル、コミュニケーション力が尊敬できる

この項、さらに続く。