50代にしておきたい17のこと(その3)最終回2024年01月14日

50代にしておきたい17のこと(その3)最終回
50代にしておきたい17のこと
本田 健 (著)    大和書房    1,430円

更に続き、最終回です。

「健康」がいちばんの資産。
どれだけのお金があるかよりも、
痛いところがどこにもないことが一番の資産だ。

健康診断
人間ドック
(がん検診も)大事。

時間は貯めることができない。
「時間」も大切な資産。
人生は時間でできている。

時間は命

自分の残された時間を計算する。

健康寿命の75歳までは?
男性の平均寿命の81歳までは?
父親が死んだ84歳までは?

残された時間は限られている。
自分の幸せのために使うかどうか。

自分が生きた証として何を残すか?
欧米では公園にベンチを寄付する人がいる。
そのベンチには、その人の名前と、どんな生き方をした人なのか、というエピソードが書かれている。
例えば、
「ニューヨーク生まれで教師を30年やっていた」とか、
「ガーデニングを愛していた」など。

年相応なことをしない。
自分の年齢でそんなことをするのはおかしい、と自分に制限をかけてしまわない。
面白そうだと思ったことは、やってみる。
老けこまないためには、年相応なことはしない。

例えば、
洋服の趣味、
言葉遣い、
行動、など。

新しい自分を発見するには?
それは、今まで会ったことがないような人と会うこと。
年上、年下、限らない。
新しい自分を発見するには、自分とは全く違う人と会ってみよう。

若い頃、やりたかったのにやらなかったことを思い出そう。
20代の友人を持とう。
ご馳走してあげよう。
説教臭くなったり、上から目線で話したりしない。
20代のノリを生活に取り入れる。
彼らの聴く音楽や会話に耳を傾けるだけで、20代のノリが戻ってくる。

嫌なことはやらない、と決める。
嫌なことをやる時間は残されていない。

人生は思い出でできている。
思い出の一つ一つが、人生の一番大切な資産だ。
思い出が一番大事ならば、時間やお金の使い方の優先順位が変わる。
例えば、家族と旅行に行っても。

この項、終わり。