喜多川 泰 が好き2011年09月20日

母さんのコロッケ
母さんのコロッケ ~懸命に命をつなぐ、ひとつの家族の物語~
喜多川 泰 著     大和書房    1,400円

ここ数年のマイブームは、喜多川泰です。
その最新作がこれです。
今年の39冊目です。

p.112
欠点は周囲の人の才能に助けてもらえばいい。
でも、長所はお前だけのものではない。
母を助け、家族を助け、周囲の人を助けるために使いなさい。

p.116
「俺は命をぶつけているか!?」
命を大切にするというのは、決してなくすのを恐れて臆病になることではなく、
命をぶつけて真剣に生きようとすることなんだと、
鏡に映った真剣な顔をした自分に教えられた気がした。
「本気でいくぞ!」

p.208
小さな子どもを見てごらん。
コップに飲み物を注ぐことだって、失敗を恐れずに何度も挑戦したがる。
大人になると、失敗を恐れて挑戦しなくなる人がほとんどだろう。
失敗したら怒られるかなとか、笑われるかなとか考えて、
挑戦そのものをしなくなるのは子どもではなく大人のほうだ。

p.211
そうだ、私たちは、人の役に立つために生まれてきたんだ。
とりわけ次の世代の子どもたちに今よりもいい世の中を残すためにこの命はあるんだ。

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浜田省吾「僕と彼女と週末に」

いつか子どもたちに この時代を伝えたい
どんなふうに人が夢をつないできたか

君を守りたい ただひとりの
君を守りたい この手で
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一緒やなぁ。

p.212
人間は自分が誰かから必要とされていると感じて初めて幸せを感じることができる存在だ。

p.221
親が子どもに残してやらなきゃならんものは「生きる力」じゃろう。
どんな時代になろうとも力強く生きていけるだけの生きる力を子どもたちの中に育ててやらねばならん。

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