プロジェクト・ノリカ ― 2011年11月19日
「プロジェクト・ノリカ」 世界初への挑戦! 超小型カプセル内視鏡開発物語
丸山 次郎 著 徳間書店 1,500円
今年の47冊目。
著者の丸山次郎は、長野県にある「アールエフ」という会社の社長です。
坂本 光司 著 あさ出版
「日本でいちばん大切にしたい会社 2」に出てきた会社です。
http://mansion.asablo.jp/blog/2011/10/25/6170097
ノリカという超小型カプセル型内視鏡をを開発しています。
p.124
朝令暮改のススメ
うちの場合は、午前中に何か話しても、午後にはぜんぜん違うことを言い出す。
朝令暮改はむしろこの会社ではいいことなんですね。
午前中はそう判断をしていたけれど、午後二時半頃にこういう話が入りましたので変えましたとなる。
明日もっといい話が来れば何かやってるかもしれないし、それでいいんじゃないかとなと思っています。
p.126
うちの主要なメンバーはプラス志向です。
どうしてかというと、目の前に現れてきたことを一所懸命解決しようとしているので、へこんでいる暇がない。
p.129
二十代は、人生の中で大切な時期。
二十代をいい加減に過ごしてしまうと後でつらい。それに後から気がついて悔しい思いをする。
だから、親心的な意味も含めて、つらいけれどやらせる。試練を与えるのが上の世代の義務である。
あいつ悩んでいるなって遠目では見ていても、もう少し我慢してやらせてみると結構、難関を突破していく。
もちろん本当に倒れちゃったらヤバイから、もしかのときには飛んでいってフォローしてやらないといけない。
p.132
技術系の教科書は、ある意味で非常に長い歴史の中において、いろんな先生方や大先輩が書いたり、もしくは教えてくれたものをまとめたもの。
我々技術屋を育ててくれたのは、大先輩たちです。
その人たちへの恩返しは、直接はできない。
後輩に恩返ししていくことしかできない。同じ人には返せない。
執行役常務取締役、小林良充の話
p.171
25歳の若き常務誕生
常務なったときは「明日からどうしよう」と思った。
しかし社長は「今のおまえじゃなくて、もっと先のおまえに期待しているんだから」と言ってくれる。
それを聞いて将来の可能性にかけて、今から責任感を持たせるためにこの重大なポジションをやらせてくれているんだと気づいた。
で、その期待に応えようと、今度こそ中途半端に諦めたり、自分自身を自分から見限ってしまうことはやめようと考え直しました。
あとがき
我々は幸せに生きていかねばならない。
ししてすべての技術はそのためにのみ発展すべきものである。
結局、最も大切となるのは技術ではなく、それを操る人間であるのだ。
人々を幸せにする、そんな技術や技術者、起業家が一人でも増えるように、これからも何かできればと願っている。
以上、この項、終わり。
丸山 次郎 著 徳間書店 1,500円
今年の47冊目。
著者の丸山次郎は、長野県にある「アールエフ」という会社の社長です。
坂本 光司 著 あさ出版
「日本でいちばん大切にしたい会社 2」に出てきた会社です。
http://mansion.asablo.jp/blog/2011/10/25/6170097
ノリカという超小型カプセル型内視鏡をを開発しています。
p.124
朝令暮改のススメ
うちの場合は、午前中に何か話しても、午後にはぜんぜん違うことを言い出す。
朝令暮改はむしろこの会社ではいいことなんですね。
午前中はそう判断をしていたけれど、午後二時半頃にこういう話が入りましたので変えましたとなる。
明日もっといい話が来れば何かやってるかもしれないし、それでいいんじゃないかとなと思っています。
p.126
うちの主要なメンバーはプラス志向です。
どうしてかというと、目の前に現れてきたことを一所懸命解決しようとしているので、へこんでいる暇がない。
p.129
二十代は、人生の中で大切な時期。
二十代をいい加減に過ごしてしまうと後でつらい。それに後から気がついて悔しい思いをする。
だから、親心的な意味も含めて、つらいけれどやらせる。試練を与えるのが上の世代の義務である。
あいつ悩んでいるなって遠目では見ていても、もう少し我慢してやらせてみると結構、難関を突破していく。
もちろん本当に倒れちゃったらヤバイから、もしかのときには飛んでいってフォローしてやらないといけない。
p.132
技術系の教科書は、ある意味で非常に長い歴史の中において、いろんな先生方や大先輩が書いたり、もしくは教えてくれたものをまとめたもの。
我々技術屋を育ててくれたのは、大先輩たちです。
その人たちへの恩返しは、直接はできない。
後輩に恩返ししていくことしかできない。同じ人には返せない。
執行役常務取締役、小林良充の話
p.171
25歳の若き常務誕生
常務なったときは「明日からどうしよう」と思った。
しかし社長は「今のおまえじゃなくて、もっと先のおまえに期待しているんだから」と言ってくれる。
それを聞いて将来の可能性にかけて、今から責任感を持たせるためにこの重大なポジションをやらせてくれているんだと気づいた。
で、その期待に応えようと、今度こそ中途半端に諦めたり、自分自身を自分から見限ってしまうことはやめようと考え直しました。
あとがき
我々は幸せに生きていかねばならない。
ししてすべての技術はそのためにのみ発展すべきものである。
結局、最も大切となるのは技術ではなく、それを操る人間であるのだ。
人々を幸せにする、そんな技術や技術者、起業家が一人でも増えるように、これからも何かできればと願っている。
以上、この項、終わり。
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