今を楽しむ ひとりを自由に生きる59の秘訣(その2)最終回2022年11月25日

今を楽しむ  ひとりを自由に生きる59の秘訣(その2)最終回
今を楽しむ  ひとりを自由に生きる59の秘訣
矢作直樹 (著)  ダイヤモンド社    1,210円

続きです。最終回です。

時には流されるまま、やってくるご縁に乗ってみることも必要かもしれない。

どんな相手でも、まずは聞くこと。
聴くときの態度で必要な3つのこと
1.共感
2.忍耐
3.正直
ほどほどの距離をとりつつ、相手の身になる(共感)
自分のペースではないので、そこをちょっと我慢する(忍耐)
いかにも知っているような素振りをしない(正直)

拝聴後の態度で大切な3つのこと
1.決めつけない
2.ひっくり返さない
3.感謝する

「決めつけない」とは、
その対話の時間だけで、相手はこうであると、こういう人なのだと簡単に思い込まないということ。

「ひっくり返さない」とは、
相手の話の流れを壊さないということ。気持ちよく終わらせてあげる。
何か引っかかったとしても、
「なるほど、この人はそう考えるのか」と受け止めればいい。

「感謝する」とは、
そのご縁に感謝すること。

無用なものは、迷わず手放す
モノを買う時は、十分考える。
量より質、
長持ちさせる
「何故それを買ったのか?」という反省も、たまにはしよう。

生前整理をしよう。
生前整理の2つの目的

1.あの世へ帰還する自分のため
2.この世に残される親しい人(家族や友人)のため

自分史を書いてみる
自分史を書くと生まれる5つの力

1.自分がどんな人生だったのかをまとめることができる、整理力
2.さまざまな出来事を思い出すことができる、脳活力
3.時代ごとに交流を持った方への懐かしさが生まれる、感謝力
4.最も大切な人とのつながりが再確認できる、絆力
5.自分を客観的に見ることができる、俯瞰力

自分史を書くときに気をつけるつのこと

1.選ばなかった道、とらなかった行動を悔やまないこと
  大事なのは今、
  今ここにいる自分こそすべて
  選択の結果を成功か失敗かの二択にせず、
  そういう道を選んだ自分を俯瞰する
2.うまくいったことと、うまくいかなかったことを同列に見ること
3.他界までの希望を明確に書き残しておくこと
  胃瘻(いろう)はしないでほしい
  自力呼吸が不可能となっても人工呼吸器装着しないでほしい、などなど

自分の死後をどうするか?
・葬儀の形について
・最後を知らせてほしい人について
・相続について
これらを明確にしておくと、残された人のストレスが激減する。

断捨離が病気の改善に関係する
・不要なものを捨てる
・さまざまな執着を捨てる
・終活をやってみる
こうした行動を始めることで、気持ちが整う。
余計なものがそぎ落とされるので、ストレスが減る。
ストレスが減ると、病気の改善や治癒もあるかもしれない。

この項、終わり。