超!部下マネジメント術(その4)2015年10月22日

超!部下マネジメント術(その4)
「超!部下マネジメント術」
1/3の時間と労力で人が育つインストラクショナルデザイン
石田 淳 著  インデックス・コミュニケーションズ 1,500円+税

続き(その4)です。

テストづくりとレポートづくりのこつ

ペーパーテストは、一度作っておけば”何度でも使える”。
技術に関する事後テストは「ロールプレイング」が一番。

レポートの場合は、その中に書いて欲しい項目(内容)が、
書かれているかどうかをチェックする。
そして”合格基準”を設定する。

「テスト」や「レポート」で、芳しくない結果が出た場合、
その部下を責めては絶対にいけない。
”学び手は常に正しい”のである。

習得できなかったのは、指導のどこに原因があるのだろう?と、
それを考察し、不足していた指導を追加または改善を行いましょう。

目的は、部下を確実に育てること。

効果を最大限に高める指導の手順
9つのメニュー

メニュー1 指導に注目させる

メニュー2 指導の目標を伝える

メニュー3 必要な知識を思い出させる

メニュー4 新しいことを教える

メニュー5 いろんな表現で何度も教える

メニュー6 部下自身に練習させる

メニュー7 練習の結果をフィードバックする

メニュー8 指導の結果をチェックする(事後テストを実施)

メニュー9 反復練習を繰り返す

この項、次回が最終回