読書ネタでいいのかなぁ?直木賞作家、東山彰良の講演会2015年10月18日

読書ネタでいいのかなぁ?直木賞作家、東山彰良の講演会
直木賞作家、東山彰良の講演会「本のなかの時間の流れ」に行ってきました。

著作を読んだことはないけれど、
CSが3戦で終わって時間ができたので、行ってきました。

TVでのコメントが面白かったので、一度話を聞きたいと思ってました。
面白かった。

整理券は2日間でなくなったそうです。
600席のホールは満席で、別室でTV聴講者もいたそうです。

自分では、
「自分のことを胸を張って作家です」、とはまだ言えないらしい。

著作の紹介を聞いていると、読みたくなってきました。
「ブラックライダー」は南米を舞台にしたSF、
「イッツ・オンリー・ロックンロール」は、博多を舞台にした
おじさんロッカーの話らしい。
興味をそそられました。

講演会場には、直木賞作家の葉室麟氏も見えていました。

ビックリしたのは、
東山彰良氏は、テキーラ・マエストロの資格を持っていて、
佐々木さんとも親交があるということでした。
佐々木さんは、西日本新聞にも掲載された、テキーラ・ソムリエです。
世間は狭い、と思いました。

この講演は、
小郡市「読書のまちづくり」家読推進事業だそうです。
そんな事業をやっていたとは知りませんでした。

「読書のまちづくり」に最適の講師がいます。
喜多川泰氏です。
氏の最新の著作は、「書斎の鍵」で、
読書の素晴らしさを熱心に伝えています。
次は、是非、喜多川泰の講演会をやって欲しいものです。

やっぱり石田淳の著作は面白いし、ためになる「超!部下マネジメント術」2015年10月19日

やっぱり石田淳の著作は面白いし、ためになる
「超!部下マネジメント術」
1/3の時間と労力で人が育つインストラクショナルデザイン
石田 淳 著  インデックス・コミュニケーションズ 1,500円+税

やっぱり石田淳の著作は面白いし、ためになる。

以下、内容の抜粋です。

部下ができない、育たないのは、教え手(リーダー)の側に責任がある。
問題は、「教え方がよくわかっていない」という一点につきます。
実際の業務に関する教育は、現場のリーダーの手に全て委ねられている。

指導がうまくいかない最大の原因は、上司と部下の情報格差。
子育てと、新人の育て方とは重なる部分が多分にある。
教え手が「教えた(伝えた)つもりになっていること」と、
学び手がそこから「学ぶこと・理解すること」は、なかなかイコールにならない。
まずは、
「何も知らない」
「何もできない」
ということを起点にして考えないと、
”教え手”と”学び手”のギャップは、決して埋めることができない。

これからのリーダーは、
常に一定レベル以上の人材を育成できる指導力を身につけなければいけない。
そのためには、
”どんな新人が入ってきても、一人前に育てる仕組み”を作っておく必要がある。

この項、続く。

超!部下マネジメント術(その2)2015年10月20日

超!部下マネジメント術(その2)
「超!部下マネジメント術」
1/3の時間と労力で人が育つインストラクショナルデザイン
石田 淳 著  インデックス・コミュニケーションズ 1,500円+税

続きです。

部下の育成で迷いが生じたときは、「会社の理念」に立ち返って判断する。
会社の理念 → 経営計画(ビジョン) → 戦略 → 日常の業務
という構造になっているか。
すべてのビジネスは行動の集積であるから。
 
インストラクショナルデザインの2大原則

原則1 部下は常に正しい

指導方法のチェックポイント
・教えるスピードが速すぎたのではないか?
・実例がわかりにくかったのかも?
・トレーニングの回数が不足していたのでは?
・言葉ではなく、図を使って説明するのがよいのでは?

原則2 すべてを「具体的な行動」に落とし込む

インストラクションの3分類

1 知識のインストラクション
2 技術のインストラクション
3 実践・継続のためのインストラクション

ひとつの行動(業務)を指導するには、そこに含まれる
「教えなければいけないこと」を、「知識」と「技術」に
分類して考えることが非常に大切。

「知識」と「技術」が身についたら、
身についた「知識」や「技術」を、ビジネスの現場で、実践し続けさせることが重要。

この項、更に続く。

超!部下マネジメント術(その3)2015年10月21日

超!部下マネジメント術(その3)
「超!部下マネジメント術」
1/3の時間と労力で人が育つインストラクショナルデザイン
石田 淳 著  インデックス・コミュニケーションズ 1,500円+税

更に続きです。

部下を確実に成長させる設計図を作る
分析 → 設計 → 開発

設計図づくりのプロセス

1 ゴールを設定
   指導を終えた段階で、何がわかり、
   何ができるようになっていればよいのか?

その際に重要なのは、あいまいで抽象的な表現ではなく、
具体的な「行動」を示す言葉を使って表すこと。
「どんな行動をすればよいか」を具体的に示すこと。
例えば、
社内の各部署とのネットワークをつくる(1日に1度必ず連絡をする)

2 できる人の行動をとことん分析する
    何を教えるか?
    「教えるべきこと」を見出すルールは簡単。
    定義づけした「ゴール」に見合う人、つまり
    ”その業務ができている人の行動”と
    ”できていない人の行動”を比較し、その差を探し出す。

(できている人の行動)-(できていない人の行動)=(教えるべき行動)

できている人の行動を徹底的に分析し、そのすべてを書きだす。
こうすると、できるための”チェックリスト”が出来上がる。

少々手間がかかるかもしれないが、一度厳密なものをつくっておけば、
その後は、誰にでも活用できる。

3 事前テストをつくる
   形式はペーパーテストが理想的
   できる人の行動を分析するときに、必要な「知識」をリストアップ。
   その中から、
   「この程度のことは当然知っているだろう」という「知識」を中心に
   ピックアップして問題にすればいい。
   それぞれの知識を「知っているのか?」、「知らないのか?」
   把握したいのは、その一点だけなので、設問はストレートで良い。

4 指導する範囲を決める
   何も知らない、何もできない、という状態をゼロ地点
   指導の目標をゴールとして、
   育てたい部下のスタート地点は、どのあたりかを決める。
   このスタート地点とゴールの間が、部下に行うべき指導の範囲。
   
5 事後テストをつくる
   上司は「わかったか?」と聞く。
   部下は、ほぼ例外なく「わかりました」と答える。
   しかし、実際にはわかってないことがほとんどだ。
   「わかりました」の4パターン
   (1)実際に習得、理解している。
   (2)本当はわかっていないが、上司に対して「わかりません」
      とは言いづらいので、わかったふりをしている。
   (3)本人はわかったつもりでいるが、
      実際には間違った理解をしている。
   (4)部下自身が、「わかっているのか」「わかっていないのか」、
      本当のところを判断できていない。

そのため、知識を教えたら、本当に「習得」「理解した」のか
確かめなければならない。
きちんとテストを行って、知識を覚えたことを確認して、
本人にも「合格だよ」とフィードバックし、それから次に進む。
これが、本当の指導。

この項、まだまだ続く。

超!部下マネジメント術(その4)2015年10月22日

超!部下マネジメント術(その4)
「超!部下マネジメント術」
1/3の時間と労力で人が育つインストラクショナルデザイン
石田 淳 著  インデックス・コミュニケーションズ 1,500円+税

続き(その4)です。

テストづくりとレポートづくりのこつ

ペーパーテストは、一度作っておけば”何度でも使える”。
技術に関する事後テストは「ロールプレイング」が一番。

レポートの場合は、その中に書いて欲しい項目(内容)が、
書かれているかどうかをチェックする。
そして”合格基準”を設定する。

「テスト」や「レポート」で、芳しくない結果が出た場合、
その部下を責めては絶対にいけない。
”学び手は常に正しい”のである。

習得できなかったのは、指導のどこに原因があるのだろう?と、
それを考察し、不足していた指導を追加または改善を行いましょう。

目的は、部下を確実に育てること。

効果を最大限に高める指導の手順
9つのメニュー

メニュー1 指導に注目させる

メニュー2 指導の目標を伝える

メニュー3 必要な知識を思い出させる

メニュー4 新しいことを教える

メニュー5 いろんな表現で何度も教える

メニュー6 部下自身に練習させる

メニュー7 練習の結果をフィードバックする

メニュー8 指導の結果をチェックする(事後テストを実施)

メニュー9 反復練習を繰り返す

この項、次回が最終回

超!部下マネジメント術(その5)最終回2015年10月23日

超!部下マネジメント術(その5)最終回
「超!部下マネジメント術」
1/3の時間と労力で人が育つインストラクショナルデザイン
石田 淳 著  インデックス・コミュニケーションズ 1,500円+税

最終回です。

よりよい指導のための4つのポイント

1 意味のある行動をさせる

   一方的に上司が話し続けるのではなく、
   部下本人に何かの「行動」をさせる。
   教えようとしていることと直結した行動をやらせる。

2 望ましい行動は、すぐに強化する

   望ましい行動の直後(60秒以内)に褒める。

3 考える時間を与える

   実際には、待つことがなかなか難しい。
   部下に「考える」という行動をさせたいなら、
   そのために必要な時間を与える。

4 理解を確認する声かけ


最終目標は、
学んだことをビジネスの活用できるように育てること。
身につけた知識や技術を、日常の業務中で実際に活用できる。

「知っている・できる」と
「実際にやる」の差は、大きい。

ビジネスにおける全ての「結果」は、「行動」の連続で成り立っている。

チェックシートをつくりましょう。

部下が望ましい行動を行ったら、褒めましょう。
「ちゃんと実行しているな!その調子だ!」

この項、終わり。

いよいよ始まった!日本シリーズ、始球式は五郎丸2015年10月25日

始球式は、時の人、五郎丸歩
ホークスvsスワローズ
プロ野球の日本シリーズが始まった。

初戦は、4対2で勝利。
武田、ナイスピッチング。
マッチ、先制ホームラン。
そして、川島。

始球式は、時の人、五郎丸歩。

今日も勝つぞ!
頼むぞ、バンデンハーク。

2連勝スタート、日本シリーズ2015年10月26日

日本シリーズ第2戦も勝利で、2連勝
我らがホークス
日本シリーズ第2戦も勝利で、2連勝。

バンデンハーク、サファテの好投、
デホ、中村のホームラン、
福田のタイムリーで、4対0と快勝。

明日(10/27)からは、神宮で。

このまま4連勝して、一気に日本一を決めて欲しいものです。