二塁手論―現代野球で最も複雑で難しいポジション(その1)2011年07月02日

二塁手論
今年の21冊目
「二塁手論―現代野球で最も複雑で難しいポジション」
井口 資仁 著    幻冬舎新書    720円

ホークスからメジャーリーグに行って、今はロッテのセカンド。
井口が書いた本です。

野球が好きな人にはお薦めです。
少年野球の子どもたちにも読んで欲しい1冊。

p.25
「具体的な目標」と、「漠然とした目標」には大きな違いがある。
具体的な目標を決めれば、逆算していくことで自分がやらなければいけないことが、いくつも目の前に現れてくる。
自分が何をなすべきかが見えるようになる。
自分が何をすべきかが導き出されれば、あとはそのなすべきことをするだけだ。
思い通りに行かない日もあるかもしれないが、道に迷うことはない。
今日は3歩進むつもりで1歩しか進めなくても、確実に前に進んでいるのだから。

p.28
目標を設定するときには、何のためにそれをするのかを考えるべきだ。

p.31
(盗塁を成功させるには)もちろん足が速いほうが有利であるが、それほど速くなくても他の条件が揃っていれば盗塁はできる。
球界を探せば、僕よりも足の速い選手はいくらでもいる。
それでも盗塁王のタイトルを目指そうと決めたのは、工夫次第で何とかできるという確信があったからだ。
盗塁に限らず、これはあらゆることに当てはまるのではないだろうか。
世の中には話し下手なトップセールスマンもいれば、計算が苦手なのにノーベル賞を受賞した物理学者もいるという話を聞いたことがあるくらいだから。

ちなみに、
盗塁王を目指したこの2001年のシーズンの井口の成績は、
44盗塁で盗塁王。
ホームランは30本。
40盗塁、30本塁打は日本プロ野球史上3人目の記録だそうだ。

この項、続く。