20歳のときに知っておきたかったこと(その2)2011年09月27日

20歳のときに知っておきたかったこと
「20歳のときに知っておきたかったこと」 スタンフォード大学集中講義
ティナ・シーリグ 著   高遠 裕子 訳
阪急コミュニケーションズ   1,470円

続きです。

p.34
ニーズを掘り起こすのに必要なのは、世の中のギャップを見つけ、それを埋めることです。 常識を疑うスキルを磨く。 時間をかけて、常識だと思われていることを洗いざらい上げていくことです。 じつは、これがいちばん難しい作業です。 常識は私たちの世界観の中にしっかりと根づいていて、なかなか気づかないことが多いのです。 ただ、粘り強くやれば、目の前の選択肢を新鮮な目でみられるようになります。 常識とされていることを洗い出し、それを覆す。 それがニーズを掘り起こすことにつながる。 一見、解決不可能に思える問題を解決しようと努力する中で、一般に妥当だとか、可能だとかされている範囲がほんとうにそうなのか、限界をもっと広げられるのではないかと考え、独創的な方法を編み出す。 p.42 問題を解決するには、さまざまなものが必要です。 鋭い観察力、 しっかりしたチームワーク、 計画を計画で終わらせない実行力、 失敗から学ぼうとする前向きな心、 そして独創的な解決策。 でも、まず必要なのは、問題は必ず解決できる、という気概を持つことです。 問題と格闘した経験が積み重なっていけば、必ず解決策が見つかると自信を持てるようになる。

p.72
人間は2つのタイプに分かれる。
自分のやりたいことを誰かに許可されるのを待っている人たちと、自分自身で許可する人たち。 誰かがチャンスをくれるのを待つのではなく、自分でつかみに行った方が良い面がたくさんある。 p.79 自分の持つスキルの幅を積極的に広げ、リスクをとって新しいことに挑戦する人の方が、 自分のスキルや潜在能力はこれだと決め付け、決まった役割に徹する人たちに比べて成功する可能性がはるかに高い。 自分ができることはこれだ、と固定的なイメージを持っている人は、そのイメージが揺らぐようなリスクをとろうとはしません。 第1段階は、注意力を身につけること。 改良すべき天があるはずだと思って見ていると、限りない可能性に気づく。 それをチャンスととらえて、挑戦するのかどうかを決めるのは、あなた次第です。 p.83 成功を阻む最大の壁は、自己規制だ。

この項、まだ続く。

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