益田ミリブームが今年もまだ続いています2015年02月11日

益田ミリブームが今年もまだ続いています
「ちょっとそこまでひとり旅 だれかと旅」
益田ミリ 著  幻冬舎  1,200円

今年もまだ益田ミリブームが続いています。
この本は、旅のエッセイです。

秋田の五能線がいいという。
秋田県の東能代駅と、青森県の川部駅を結ぶローカル線。
秋田発の観光列車「リゾートしらかみ」に乗り、
弘前まで5時間の五能線の旅。

日本海が見えたり、津軽三味線の生演奏があったり、楽しそうだ。

東京、八丈島に着き、民宿の玄関で、
「こんにちわ!」と明るく挨拶する。
明るく朗らかでいることは、防衛になる。
よくわからない場所に自分がいるときは、
他人に親切にしてもらえるよう行動するのが一番である。

「いろんな生き物がいるんだなぁ」と思う瞬間が、なぜかとても好き。
なんだろう、それは?
それは、安心する気持ちに似ている。
いろいろ居ていいんだ、という安心感かも?

フィンランドに行って、教会前のお土産屋さんで、
後で入ろうね、と言っていたのに、教会を出ると閉店していた。
旅では、見たい時が見るとき。
買いたい時が買うとき。
「後で」は、禁物。

フィンランドから帰国してすぐに「かもめ食堂」を見直したら、
「あ、ここ行った、ここも行った」と、一人で盛り上がった。

(この気持ち、よくわかる)

3人旅のとき、ちょっとしたゲームをする。
「○○(歌手)といえば?」
誰かがお題を出し、「せーの」で、その人の代表作だと思う曲名を
一斉に言う、というゲーム。

例えば、
「松田聖子といえば? せーの」
二人が「青いさサンゴ礁」、「「赤いすいーとぴー」がひとり。

(なかなか、一致しなくて、面白そうだ)

この項、続く。