一度も植民地になったことがない日本 ― 2025年08月27日
一度も植民地になったことがない日本
デュラン れい子 (著) 講談社+α新書 838円
2007年7月発行
本のタイトルに興味をそそられて、友人からお借りして読みました。
面白かったです。
貸してくれた友人に感謝です。
ありがとうございます。
著者は、博報堂を退社してスウェーデン人と結婚し、
スウェーデン、オランダ、ブラジル、南仏に住む。
ヨーロッパではごく一般的に言われている日本のことだけど、
日本人には新鮮に感じることが書いてあります。
ヨーロッパのフツーの人々が、日本をどう見ているかを知るのは、
あらためて自分の国を見直すきっかけになるかもしれない。
日本人の”気配り”は、もしかしたら余分なエネルギーを使っていることなのかもしれない。
ヨーロッパ国際高速列車タリスは、
各国主要都市間を結んでダイヤが組まれていて、
その日のうちに目的地に着ける。
(機会があれば、一度乗ってみたい)
南米のスリナムという国(昔はオランダの植民地)から来た女性から、
「日本のマスターズ・カントリーはどこですか?」と尋ねられて、
”マスターズ・カントリー”が何のことかわからなかった。
”マスターズ・カントリー”とは”ご主人様の国”
彼女は、日本も昔はヨーロッパかアメリカの植民地になっていた、と思っていた。
「日本は一度も植民地になったことない」というと、彼女は驚いた。
著者の夫が言う。
「アジア、アフリカで植民地にならなかった国は、日本以外にはタイくらいかも?」
「織田信長のころ宣教師が来日したときや、
徳川時代の終わりに、西欧の国々が開国を迫ったときも
植民地になる危機があった。」
画廊のディレクターであるオランダ人の男性は、
スリナムからの女性を”ゲストワーカー”と言う。
”ゲストワーカー”とは、外国からの労働者、特に旧植民地からの人たちのこと。
ヨーロッパ人は有色人種に対して、”ある感情(人種差別)”を持っている。
織田信長は黒人にも偏見を持たなかった。
バテレンが献上した黒人奴隷を、近習の一人として召し抱え、
「ヤスケ」という名をつけて、連れ歩いた。
プラハやウィーンなど中欧の人々が、「中欧の誇り」を口にするのと同様、誇りをもって日本の良さをヨーロッパの友人に語りたい。
ヨーロッパへ旅行する方、ぜひ日本のことを進んで話して欲しい。
自分の国を自慢するのは、ヨーロッパの人々にとって極めて当たり前。
フランス憲法では
「フランスの国語は、フランス語である」と明確に定められている。
日本の憲法には国語の条文がないのは、
「日本では日本語が当たり前」と日本人の多くが考えているから。
それは、言葉を奪われた歴史がないから。
”パリ・マンガ銀座”バスチーユ
今は若者の街として注目されている。
日本の俳句人口は200万人、
短歌人口は30万人。
詩を作るのはプロの仕事と考えているヨーロッパの人達には驚きだろう。
日本人は子供のしつけを知らない。
ヨーロッパでは「今のしつけが大事」
ところで、
英語で赤ちゃんのことを”It”と呼ぶ。
”He”でも”She”でもない。
”It”と呼ばれる赤ちゃんは、犬と同類。
しつけられて初めて人間になる。
ヨーロッパの人々は知らない人同士でも、顔が合うとニコッと笑う。
「私は、あなたを警戒してませんよ」という合図。
ただそれだけ。
笑顔はタダだから。
見知らぬ人にとびきりの笑顔で接するのは、日本ではあまりない事だから、日本人は欧米人のお世辞を額面以上に受け止めてしまう。
色々と、目から鱗が落ちるようなことがたくさん書いてあった。
この本を含めて3冊。
長い間お借りしているので、早く返却しなければ…なのですが。
デュラン れい子 (著) 講談社+α新書 838円
2007年7月発行
本のタイトルに興味をそそられて、友人からお借りして読みました。
面白かったです。
貸してくれた友人に感謝です。
ありがとうございます。
著者は、博報堂を退社してスウェーデン人と結婚し、
スウェーデン、オランダ、ブラジル、南仏に住む。
ヨーロッパではごく一般的に言われている日本のことだけど、
日本人には新鮮に感じることが書いてあります。
ヨーロッパのフツーの人々が、日本をどう見ているかを知るのは、
あらためて自分の国を見直すきっかけになるかもしれない。
日本人の”気配り”は、もしかしたら余分なエネルギーを使っていることなのかもしれない。
ヨーロッパ国際高速列車タリスは、
各国主要都市間を結んでダイヤが組まれていて、
その日のうちに目的地に着ける。
(機会があれば、一度乗ってみたい)
南米のスリナムという国(昔はオランダの植民地)から来た女性から、
「日本のマスターズ・カントリーはどこですか?」と尋ねられて、
”マスターズ・カントリー”が何のことかわからなかった。
”マスターズ・カントリー”とは”ご主人様の国”
彼女は、日本も昔はヨーロッパかアメリカの植民地になっていた、と思っていた。
「日本は一度も植民地になったことない」というと、彼女は驚いた。
著者の夫が言う。
「アジア、アフリカで植民地にならなかった国は、日本以外にはタイくらいかも?」
「織田信長のころ宣教師が来日したときや、
徳川時代の終わりに、西欧の国々が開国を迫ったときも
植民地になる危機があった。」
画廊のディレクターであるオランダ人の男性は、
スリナムからの女性を”ゲストワーカー”と言う。
”ゲストワーカー”とは、外国からの労働者、特に旧植民地からの人たちのこと。
ヨーロッパ人は有色人種に対して、”ある感情(人種差別)”を持っている。
織田信長は黒人にも偏見を持たなかった。
バテレンが献上した黒人奴隷を、近習の一人として召し抱え、
「ヤスケ」という名をつけて、連れ歩いた。
プラハやウィーンなど中欧の人々が、「中欧の誇り」を口にするのと同様、誇りをもって日本の良さをヨーロッパの友人に語りたい。
ヨーロッパへ旅行する方、ぜひ日本のことを進んで話して欲しい。
自分の国を自慢するのは、ヨーロッパの人々にとって極めて当たり前。
フランス憲法では
「フランスの国語は、フランス語である」と明確に定められている。
日本の憲法には国語の条文がないのは、
「日本では日本語が当たり前」と日本人の多くが考えているから。
それは、言葉を奪われた歴史がないから。
”パリ・マンガ銀座”バスチーユ
今は若者の街として注目されている。
日本の俳句人口は200万人、
短歌人口は30万人。
詩を作るのはプロの仕事と考えているヨーロッパの人達には驚きだろう。
日本人は子供のしつけを知らない。
ヨーロッパでは「今のしつけが大事」
ところで、
英語で赤ちゃんのことを”It”と呼ぶ。
”He”でも”She”でもない。
”It”と呼ばれる赤ちゃんは、犬と同類。
しつけられて初めて人間になる。
ヨーロッパの人々は知らない人同士でも、顔が合うとニコッと笑う。
「私は、あなたを警戒してませんよ」という合図。
ただそれだけ。
笑顔はタダだから。
見知らぬ人にとびきりの笑顔で接するのは、日本ではあまりない事だから、日本人は欧米人のお世辞を額面以上に受け止めてしまう。
色々と、目から鱗が落ちるようなことがたくさん書いてあった。
この本を含めて3冊。
長い間お借りしているので、早く返却しなければ…なのですが。
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