定年が楽しみになる生き方(その2)2015年02月03日

定年が楽しみになる生き方
「定年が楽しみになる生き方」
吉越 浩一郎 (著)  WAC 886円

続きです。

家族が一緒になって休暇を過ごせることが、「本生」を楽しめる試金石になる。
一緒にいることが楽しめるということが、家庭内に居場所があるのと同じ意味。

ヨーロッパの人たちは、お互いの家に招待し、招待されるという関係を繰り返している。
そこでは、話題が豊富でないと相手にされません。

家庭での情報の共有化を行うために何をしなければいけないのか?
簡単です。
ただ一緒にいればいいのです。
ひたすら、一緒にいる努力をすること。
出かけるときも、なるべく奥さんと一緒に行動すること。

定年後は夫婦は一緒にいることが当たり前で、
それがすべての出発点になる。

(嫁さんに嫌がられそうだけど・・・)

趣味が必要かといえば、そんなことはない。
必要なのは、行く場所があることです。
人との交流があるところ。
何か目的があって、
お互いそこで相手を見つけ話ができるような場所がいい。

新たな出会いを見つけて、適度に忙しくすることも必要。
自分を忙しくすることが重要。
ドンドンとアポを入れていくこと。
例えば、隣町に髪を切りに行く、友人とお茶、など。

常識力を養うために本を読む。
例えば、池田潔「自由と規律」(岩波新書)。

常に好奇心を持ち続けることが重要。
好奇心を持つと、自分から働きかける能動的な姿勢になる。
定年後になっても社会的なつながりを維持するには、
常にこちらから働きかけていかないと、
あっという間に「誰も連絡してこない、今日は一日中誰とも話をしなかった」という状況に陥ってしまう。

そのためには、例えば、
本を読んで話題を豊富にし、あの人の話は面白いと言われるようになる。
ゴルフでも、碁でもなんでもいいが、あの人と一緒にやると面白いとか、
こちらから何か提供できる立場に立つことが必要です。

しかも、その上で好奇心に基づいて、
興味を持って相手に対して能動的な姿勢をとり続ければ、
孤独と感じることもない。

この項、さらに続く。

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