親と話をしなければ・・・「親とさよならする前に」(その1)2017年09月26日

親と話をしなければ・・・「親とさよならする前に」
「親とさよならする前に」
親が生きているうちに話しておきたい64のこと
清水晶子 (著)  サンクチュアリ出版  1,300円

一度考えてみて欲しい。

父親と、あと何回会えるのか?
母親と、あと何回会えるのか?
そして、あと何回「ありがとう」を伝えられるのか?

親と話しておいて良かった。
そう思う日が、必ずやってくる。

6つの話をしておくべきだと著者は言う。
 1 体・心の話
 2 病気・介護の話
 3 お墓・お葬式の話
 4 お金の話
 5 相続の話
 6 実家の片付けの話

親と距離を縮めるための5つのポイント
 1 季節の行事を活用する
 2 親を取引先だと考える
 3 月1回は電話をする
 4 デリケートな話は、第三者を例に出す
 5 一度に全部解決しようとしない

・病院に付き添ってみる。
 親の病状を、正確に把握できる。

・好きな食べ物を聞く。
 闘病中などに、好物をすぐに用意できる。
 病気やアレルギーを予防できる。

・エンディングノートを書くのを薦めてみる。
 親のやりたいこと、大切にしていることがわかる。
 親の老後が充実したものになる。

・どこで最期を迎えたいかを聞く。
 介護や治療の指針になる。

・「ありがとう」を具体的に伝える。
 「ありがとう」は、感謝の気持ちを一番シンプルに伝えられる。
 親に生きる活力、勇気を与える。

 やっぱり、まだ「ありがとう」を言えない人は、
 いつか言えるように、「ありがとう」貯めておきましょう。

この項、続く。