うまく老いる 楽しげに90歳の壁を乗り越えるコツ(その3)最終回2024年09月01日

うまく老いる 楽しげに90歳の壁を乗り越えるコツ
うまく老いる 楽しげに90歳の壁を乗り越えるコツ
樋口 恵子(著)    講談社+α新書    990円(税込)

更に続き、最終回です。

最期の医療をどうするかの意思表示。
元気なうちに、どんな死に方をしたいかを考えておき、
家族や友人に話しておくとよい。

日本尊厳死協会のホームページが役に立つ。
https://songenshi-kyokai.or.jp/

現在の深刻な人手不足だって、高齢者を有効活用すれば、解決策があるかもしれない。

AIの時代は、
高齢者が「こんなものがなくて困っている」、「こんな風にして欲しい」というものが、すぐに実現する時代。

財布は一生手放さない。
生涯現役、一有権者
生姜現役、一消費者

元気に生きるためには「節約より、浪費すべし」
自分の財産なのだから、
好きに使い、生きているうちに自分で使い切るくらいの気持ちでいた方が、若々しい気持ちでいられ、なおかちう経済に貢献することができる。
「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」の世界だな。
https://mansion.asablo.jp/blog/2023/08/10/9608692

幸せな高齢者=幸齢者

「幸齢者」になるための10の秘訣

1.老い方はそれぞれ。だから、人と比べない
2.高齢期こそ、既存の価値観から解放されて、自由に生きよう
3.「意欲」は死ぬまで涸らさない
4.老けたくなければ、引退してはいけない
5.「正常値」至上主義の医者からは、ヨボヨボにされる前に逃げよう
6.しっかり肉を食べて、腹九分目
7.財布は一生手放さず、もっと自己主張を
8.人とのつながりを大切に、助け合い、認め合う
9.どんな状況でも、「誰かのために」という発想が自分を救う
10.先の不安より、今を生きよう、楽しもう

この項、終わり