トコトンやさしい省エネの本 ― 2014年01月23日
「トコトンやさしい省エネの本」
山川 文子 著 日刊工業新聞社
1,470円(1,400円+税)
大震災、計画停電、節電と、エネルギーの諸問題が次々勃発。
突然身近な関心事となった省エネルギーの基本を八つにまとめ、大人も子供も誰もがわかるように優しく紹介する。
家庭で省エネをするのは、生活者自身。さあ、省エネに取り組もう。
p.12
省エネルギーとは、
「効用を適切にすること」と「効率を上げること」
p.15
省エネの基本ルール8カ条
1 必要以上の効用を得ない
2 必要のないときには使わない
3 必要のない場所では使わない
4 必要以上のもの・必要ないものを買わない
5 効率のよいものを使う
6 効率がよくなるように使う
7 まだ使えるものを捨てない
(例:ボイラーの煙突から出る排気には、まだ熱がある)
8 自然のエネルギーを使う
p.32
お湯使いすぎ防止の便利グッズ
家庭では、エネルギーの3割を給湯で使っている。
節水シャワーヘッド(20%節水)
スイッチ付きシャワーヘッド(27%節水)
p.80
コージェネレーションは、一つの燃料から電力と熱、
または、動力と熱を同時発生させて利用すること。
家庭用では、「エコウィル」や「エネファーム」。
エコウィルは、ガスで発電し、その時に出る熱を使って給湯や暖房に利用する。
エネファームは燃料電池。
ガスから水素を取り出して発電し、その時に出る熱を使って給湯や暖房に利用する。
発電した電気だけで足りない分は、電力会社から購入する。
家庭でも発電できる時代になった。
コージェネレーションを導入することで、最大電力を抑え基本料金を下げられる。
家庭で発電できると、送電ロスを小さくできてエネルギー効率が高まる。
p.82
抵抗が大きいと余計なエネルギーを消費する。
車には余分なものを載せない。タイヤの空気圧を定期的に点検する。
ガソリン30Lは、22kg。満タンにしない。
エアコンのフィルタを掃除する。
冷蔵庫には詰め過ぎない。(ぎっしり詰めると、空気の流れを悪くするから)
p.84
余熱を予熱に再利用する。
家庭用では、ガスの「エコジョーズ」や、灯油の「エコフィール」がある。
p.94
不要なものを捨てない。
身の回りのものは、ほとんどがエネルギーを使ってつくられている。
不要になったものは、
人にあげる
リサイクルショップに売る
リメイクする
自治体の回収日に出す
などしよう。
着古したシャツは、小さく切って、
フライパンや食器の油汚れのふき取りに使って捨てる。
p.130
省エネルギーを考えるときは、損失分を含めた一次エネルギーの量で考える必要がある。
一次エネルギーとは、
石油、石炭、天然ガス、太陽エネルギー、風力、原子力の燃料のウランなど。
二次エネルギーとは、
一次エネルギーを加工した製品、重油、灯油、ガソリン、都市ガス、電気など。
一次エネルギーから二次エネルギーに転換する過程では、ロス(損失)が発生する。
例えば、
火力発電所では、投入したエネルギーのうち約40%(発電端効率)が、
使うことのできるエネルギーになる。
また、送配電などの過程でもロスが発生し、
私たちが使用する段階では、約37%(需要端効率)になる。
電気は、その消費地で地産地消するのが一番ですね。
以上
山川 文子 著 日刊工業新聞社
1,470円(1,400円+税)
大震災、計画停電、節電と、エネルギーの諸問題が次々勃発。
突然身近な関心事となった省エネルギーの基本を八つにまとめ、大人も子供も誰もがわかるように優しく紹介する。
家庭で省エネをするのは、生活者自身。さあ、省エネに取り組もう。
p.12
省エネルギーとは、
「効用を適切にすること」と「効率を上げること」
p.15
省エネの基本ルール8カ条
1 必要以上の効用を得ない
2 必要のないときには使わない
3 必要のない場所では使わない
4 必要以上のもの・必要ないものを買わない
5 効率のよいものを使う
6 効率がよくなるように使う
7 まだ使えるものを捨てない
(例:ボイラーの煙突から出る排気には、まだ熱がある)
8 自然のエネルギーを使う
p.32
お湯使いすぎ防止の便利グッズ
家庭では、エネルギーの3割を給湯で使っている。
節水シャワーヘッド(20%節水)
スイッチ付きシャワーヘッド(27%節水)
p.80
コージェネレーションは、一つの燃料から電力と熱、
または、動力と熱を同時発生させて利用すること。
家庭用では、「エコウィル」や「エネファーム」。
エコウィルは、ガスで発電し、その時に出る熱を使って給湯や暖房に利用する。
エネファームは燃料電池。
ガスから水素を取り出して発電し、その時に出る熱を使って給湯や暖房に利用する。
発電した電気だけで足りない分は、電力会社から購入する。
家庭でも発電できる時代になった。
コージェネレーションを導入することで、最大電力を抑え基本料金を下げられる。
家庭で発電できると、送電ロスを小さくできてエネルギー効率が高まる。
p.82
抵抗が大きいと余計なエネルギーを消費する。
車には余分なものを載せない。タイヤの空気圧を定期的に点検する。
ガソリン30Lは、22kg。満タンにしない。
エアコンのフィルタを掃除する。
冷蔵庫には詰め過ぎない。(ぎっしり詰めると、空気の流れを悪くするから)
p.84
余熱を予熱に再利用する。
家庭用では、ガスの「エコジョーズ」や、灯油の「エコフィール」がある。
p.94
不要なものを捨てない。
身の回りのものは、ほとんどがエネルギーを使ってつくられている。
不要になったものは、
人にあげる
リサイクルショップに売る
リメイクする
自治体の回収日に出す
などしよう。
着古したシャツは、小さく切って、
フライパンや食器の油汚れのふき取りに使って捨てる。
p.130
省エネルギーを考えるときは、損失分を含めた一次エネルギーの量で考える必要がある。
一次エネルギーとは、
石油、石炭、天然ガス、太陽エネルギー、風力、原子力の燃料のウランなど。
二次エネルギーとは、
一次エネルギーを加工した製品、重油、灯油、ガソリン、都市ガス、電気など。
一次エネルギーから二次エネルギーに転換する過程では、ロス(損失)が発生する。
例えば、
火力発電所では、投入したエネルギーのうち約40%(発電端効率)が、
使うことのできるエネルギーになる。
また、送配電などの過程でもロスが発生し、
私たちが使用する段階では、約37%(需要端効率)になる。
電気は、その消費地で地産地消するのが一番ですね。
以上
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