マンション管理士Ｋのブログ

「俺のイタリアン、俺のフレンチ」
ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方
坂本 孝 著　　商業界 　　1,500円

著者の坂本孝は、今流行のレストラン「俺のイタリアン」を
つくった人です。
「ブックオフ」も、この坂本氏がつくったんだそうです。
知らなかった。

社員を第一に大切にしている。
社員は、大切にされていると思ってるからこそ、お客様を大切にできる。

人というのは、スキルを磨くために、
ある一定期間で量をこなす能力を絶対につけないと、匠になれない。

ビジネスで成功するには、差別化をいくつ作れるかが勝負。

全従業員の物心両面の幸福の追求、
つまり、ここで働く人の物心両面の幸福をつくるために、
会社が存在するのだ。

著者は、稲盛和夫に心酔していて、
経営１２カ条、六つの精進を掲載している。
（ここでは省略）

仕組みで勝って、人で圧勝する、
この人の圧勝とは、仲間を思い、汗をかくことだと思う。

経費率の中には、固定費や
固定費と変動費の中間的な存在のものもある。
これらをコントロールすることは、可能である。
売上げを上げれば、経費率はどこまでも落ちていく。

どの産業においても、リーディングカンパニーは、
同じ業界に属する平凡な企業と比べて、
１.5倍忙しく、その結果、１.2倍は給料が高い。

経営の目的の筆頭は、顧客の創造である。

事業づくりで大切なことは、「競争優位性」である。
独自に築いたものを、絶対に次が追従できないような参入障壁を
どれだけつくれるか、これがアントレプレナーの唯一のポイント。

経営力、マネジメントの問題は、
会社の皆が一つの方向に向かっていること、
この会社は何のために存在して働くのかという意味、
会社の理念を大切に共有していなければならい。

稲盛フィロソフィ
「もうダメだというときが、仕事の始まり」

「俺のやきとり鎌田店」に行ってみたいと思った。

この項、終わり。