もう一度読んでみた「すーちゃんの恋」2014年09月10日

すーちゃんの恋
「すーちゃんの恋」
益田 ミリ 著 幻冬舎 1,200円  2012年発行

再度、図書館から借りて読んだ。

これから益田ミリの「すーちゃん」シリーズを読む人は、
 1 「すーちゃん」(2006年)
 2 「結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日」(2008年)
 3 「どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心」(2010年)
 4 「オレの宇宙はまだまだ遠い」(2012年)
 5 「すーちゃんの恋」(2012年)
の順で読むのをおススメします。

で、改めて読み返してみて、気になったところ。

いいところばかりに、その人らしさがあるんじゃなくて、
おかしなところもある、あたし全体があたしなわけで、
これが、味わい、みたいものなっているのでは?

すーちゃんが愚痴る。
「わたし、前の職場では半分逃げ出したようなもんですから。」
職場の先輩:「そんなの、今はいいのよ。
         それで良かったって思う生き方をすれば、
         なんともないのよ。」

これって、日曜日に「親学塾」で喜多川泰が言っていた、
「15歳の時に降りかかってきた困難な課題は、
 10年後の自分に必要なこと」
ということと同じなのかなあ?