お母さんという女2014年06月05日

お母さんという女
「お母さんという女」
益田ミリ 著  光文社  知恵の森文庫 533円

まだまだ、益田ミリです。

お母さんが、家でいろいろと工夫している。
「ちょっと、なんかなぁ・・・」と思うのだけれど、
自分の家は、自分の暮らしやすいようにすればいいのだ。
あまりにも間違ったことさえしいなければ、
もう、母に注意するのはやめよう、と心に誓う。

お母さん、「あんたの好きなゼリー買っといたからね」
35歳の娘は思う(それ、中学生の時に好きやったやつ)

お母さんは喜び上手、感動上手。
母と旅行していると、
嬉しいときに嬉しいと素直に表現できることの大切を、しみじみと感じてしまう。
演技やお世辞でない感じが、周囲の人間も見ていて気持ちが良いのだろう。

母は、もらい上手なのである。
何かあげるたびに、
「あらぁ、嬉しいわあ。ありがとう。お母さん、こういうの欲しかってん。」
大喜びするので、こっちもまた何かあげたくなってしまうのだ。
簡単なことのようで、これはとっても難しい。
父などは、
「わしは、この色好かん」
「わしの趣味と違う」
などと、何をあげても文句を言っていた。
ヤル気をなくす、とはこのことである。

手放しで喜んでくれれば、どんなにプレゼントのしがいがあるだろう。

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