日本一心を揺るがす新聞の社説(その2)2016年03月20日

日本一心を揺るがす新聞の社説
「日本一心を揺るがす新聞の社説」
それは朝日でも毎日でも読売でもなかった

水谷 もりひと 著  ごま書房新社  1,200円+税

続きです。

何が「普通」なのか、現代人は「普通」が分からなくなっている。
だから、「普通」を作ればいい。
玄関では履物を揃える。
誰にでもあいさつをする。
子どもの前で本を読むなど。

イチローを生で見た。
イチローを生で見る意義とは何か?
彼の持っているものすごい「気」、それに触れ、それをもらう。
これに尽きる。
私たちの持っている「気」は、
時に病んだり、時に消沈したり、時に揺らいだりする。
だから「本物」から「気」をもらう。
「気」はテレビの中のイチローからは、得られない。
「本物」に触れたひとでないと、本物志向にはなれない。

横浜市の市長、林文子が車のセールスをしていた頃。
12支店のうち、最下位の支店の店長になった。
半年でその支店は、全国トップになった。
「私は手品を使ってどん底にいた社員をトップセールスに
 したわけじゃないの。
 顧客満足の前に、従業員満足を提供しただけ。」

どうでもよいこと。不必要なことをやたらにたくさん知るよりも、
たとえ少しでも真によいこと、必要なことを知る方がよい。

この項、終わり。