「続ける」技術(第3回)2009年03月23日

本気で目標達成したい人のための
「今度こそ!」本気で目標達成したい人のための「続ける」技術
石田 淳 著
フォレスト出版  1,200円

続き(第3回) です。

ライバル行動の発生を減らす3つのポイントを具体的に。

1 行動のヘルプ(補助)を取り除く。
      例えば禁煙なら、タバコや灰皿を捨てる。
      勉強なら、おしゃべりの子と距離を置く、など
      勉強に集中できる環境を意図的に作る。

2 動機づけ条件を取り除く。
      その行動で得られるメリットをなくすことです。が、
      例えば、禁煙の場合ならメリットをなくすのは不可能なので、
      同様のメリットを得られる行動にシフトしていく。飴玉、ガムなど。
      
3 行動のハードルを高くする。
      文字どおりの意味で、
      例えば、禁煙の場合なら自動販売機がある道を避ける、
      小銭を持ち歩かない、喫煙道具を思い切って人にあげてしまう。
      勉強する時にテレビが邪魔をするなら、
      TVのない図書館へ行って勉強する。

次に、何かを続けようとする時の「進め方」について。

非常に重要な最初のステップは、
  「ターゲット行動を本当に続けたいのかどうか」を自分自身に問いかける。
  ソレを続けたいと言う気持ちは本心か?
  ソレを続けることの目的は明確か?
  本心から続けたいと願っているならば、次のステップです。

第2ステップ
  「ターゲット行動を決める」こと。
  具体的に、どの行動をどうしたいかを明確にする。
  これが定まってないと、あとのステップの「メジャーメント(計測)」ができない。

第3ステップ
  明確に数値化された目的・目標を決めること。
  これがあると、計測することによって自分を確認できる。
  着実に進歩していれば満足感が得られ、
  自分の成長を確認することが楽しくなってモチベーションを維持できる。
  数値化された目標を設定し、たまに現在地を確認してみる。
  たったそれだけでも行動が持続するはず。

第3ステップのスモールゴール
  ラストゴールには、期限と目標数値を必ず盛り込む。
  ラストゴールを設定したら、今度はスモールゴールを定める。
  スモールゴールは、たくさんあったほうが励みになる。
  大きなゴールを目指す途中に小さなゴールをたくさん用意し、
  それを乗り越えるたびに達成感を得られるようにする。

  スモールゴールは無理な設定をしないことがポイント。
  達成感 → 継続の励み → 自信 → 行動がやりやすくなる

  ラストゴールとスモールゴールを設定したら、これを公開する。
  途中でやめられないように自分を追い込む。
  ポイントは他人の目にふれるところで公開すること。
    グラフ化する
    仲間と結果を見せ合ってモチベーションを維持する
    ダイエットの経過報告をブログで発表する、などなど。
  ゴールと現状を公開するだけで3日坊主になる可能性はぐんと下がる。

第4ステップは、次回に続く。

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