年収90万円でハッピーライフ(ちくま文庫)(その1)2021年09月01日

年収90万円でハッピーライフ
「年収90万円でハッピーライフ」 (ちくま文庫)
大原扁理 (著)  筑摩書房   税込価格:814円

以前、太田出版バージョンのことを書きかけてましたが、
それに一部加筆された文庫版が出ているのを見つけたので、
購入しました。
https://mansion.asablo.jp/blog/2021/06/24/9391236

改めて、読書メモ。

子供が何も話してくれない、というときは、
上から尋ねるばっかりだから。
人に聞く前に、自分の話とかすればいいのに。
まずは親の方が、いつも楽しく生きている見本であってほしい。
普段から親が自分の話を楽しそうにしてたら、私も自然に自分の話をしたくなったと思う。

苦労って2種類
1 何か目的があって、その目的を達成するために必要な苦労。努力や頑張る。
2 結果に関係なく、苦労することだけが目的の苦労。これは、できるだけやんないほうがいい。


お茶
飲んだ後の茶殻は捨てない。
フライパンで乾煎りして、汁ものに入れて食べる。

いい姿勢を保つ。
家などに全身が映る鏡がたくさんあって、自分の姿勢を確認できるようにしておく。

仕事をあまりしない → 家にいる → お金を使う機会がない
家にいるのが快適だと、使うお金が減る。
ひとり暮らしというのは、家族の誰かがやっていてくれていたことを、全部自分でしなければならないということ。
掃除、洗濯、炊事、トイレットペーパーの補充、郵便物の受け取り、銀行や役所の手続きなど。名もない家事。

仕事をやめたからって、社会とのつながりがなくなるわけじゃない。

ここ数年、年末が来ると、年末ジャンボ宝くじを買って、1枚ずつその年お世話になった人にあげている。
遠くの人には、クリスマスカードと一緒に1枚ずつ封筒に入れて送る。

一般的に、金銭的に恵まれた環境にいない限り、遅かれ早かれ生活費を自分で何とかせなあかん時がやってくる。
学生時代にやったアルバイトが大変だった。
自分は使えないバイトだった。
仕事ができなくて怒鳴られてばかり。
厳しかったし、もう1回やれと言われたら絶対にイヤ。
こんな辛いことは人生の最重要事項であってはいけない。

お金を稼ぐ前の心構え。
与えられた環境も物欲も、必要なお金の量も人によって違うのに、なんでみんな一律に週5で働かなきゃいけないんだろう?
必要なだけ働けば満足なのか、それ以上にバリバリ働くか。
そこを社会に決められるんじゃなくて、自分で決めたかった。

働く前の心構え
1 まず物欲を減らす
2 工夫して生活する
3 「ほしいもの」でなく「必要なもの」だけを買う
4 週に何日働けばいいか逆算&実践!


2 工夫して生活する
外食は控えて自炊する。
野菜は捨てずに全部食べきる。
自転車で行ける範囲で生活する。
少しくらい寒くても暖房をつけずに厚着する。
などなど。
どうしても欲しいものは、お金ではない別のもので手に入れる方法を探す。
市報とかネットの「あげます・譲ります」欄で探す。
要らんものを友達と交換する。

この項、続く。